合戦の文化史 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
3.58
  • (2)
  • (4)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061598232

作品紹介・あらすじ

時代の最先端の技術が集約される戦争において、古代より武器・武具はどのように進化し、戦闘法はどう変わったのか。また、勇壮な舞台の裏側で死を覚悟した武士は何を思ったのか。「晴れの場」であった戦場における武士のいでたちと戦い方から、死者の葬礼・供養など儀礼にいたるまで、有職故実研究の第一人者が、合戦の知られざる背景を明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昭和53年初版。文庫本化にあたって改訂がなされていない。旧弊な通説に基づいて書かれている。根拠も説明せずに、筆者の価値観のみで書かれている部分も多々あり、あまり参考にならない。読み物として書かれている本だから仕方が無いが。

  • 武器の種類やら、部隊の編成やら、武士の死生観とかとにかく詰め込まれています。
    しかもわかりやすく、簡潔にまとめられていてお気に入りの一冊。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

二木謙一

一九四〇年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長を歴任。現在、國學院大學名誉教授。八五年『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師官兵衛」まで一四作品を担当。主な著書に『徳川家康』『中世武家の作法』『武家儀礼格式の研究』『時代劇と風俗考証』『戦国武将に学ぶ究極のマネジメント』など。

「2021年 『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二木謙一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×