天上の虹(5) (講談社コミックスmimi)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061700703

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  • 夫と父の対立が深まっていく中、立場上は正妻になったきららは額田と大海人の変わらない愛に気づきます。
    ひどく悲しみ、ヤケになってしまった部分もあったのか背徳の愛を訝しむ父の前で額田を名指しして歌を詠ませてしまいます。
    武市をごまかすためとはいえ無茶しましたね。

    素直に「寂しい」って言えばいいのに。
    別にかわい子ぶりっ子する必要もないけど。
    まだ自分の生き方に迷いがあるのでしょうね。

    それでも最後には「戦友」は自分だけだと徐々にみつけっていっています。

  • 5巻。蒲生野、漏刻、大友皇子

  • 内容紹介(amazon)
    第13章 蒲生野(がもうの)
    第14章 漏刻(ろうこく)
    第15章 大友皇子(おおとものみこ)
    激動する時代(とき)の流れのなか、新国家形成にかける父と夫の狭間で思い悩むう野讃良皇女(うののさららのひめみこ)――のちの持統(じとう)天皇。時代を超越し愛を語る大型歴史ロマン第5弾。
    ついに中大兄(なかのおおえ)が天智天皇として即位した。世の安泰を祝い、盛大な薬猟(くすりがり)が蒲生野で行われた。そのおり大海人(おおあま)のかわらぬ額田(ぬかた)への愛を知った讃良は深く悩む。一方、額田の愛を信じる中大兄は――。

  • 天智天皇と天武天皇の兄弟間の溝は、額田王という女性をめぐってこじれたわけではなく、それぞれの重臣(今回は特に天智サイド)の自己保身のせいで、どうにもできないほどになっていったんだろうな…。
    立場のある人は自分のためだけに生きることができないから大変だね。

  • 借りた

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著者プロフィール

マンガ家。第1回東アジアMANGAサミット事務局長。1948年大阪府生まれ。16歳のとき「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞をし、プロのマンガ家生活に入る。その後数々のヒット作を生み出し現在に至る。主な作品に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「鶴亀ワルツ」他多数。「あした輝く」「姫が行く!」で1974年講談社出版文化賞受賞。「狩人の星座」で1982年講談社漫画賞を受賞。マンガジャパン事務局長。(社)日本漫画家協会常務理事。大阪芸術大学芸術学部文芸科教授。文化庁文化審議会著作権分科会委員などを歴任。

「2005年 『アジアMANGAサミット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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