純情事情 春と修羅 (講談社コミックスなかよし)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061789487

感想・レビュー・書評

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  • 安定の青い話たち。

  • このころのなかよしはちょっとあらぶってた

  • 純情事情
    中学三年間で16人も恋人をとっかえ引返してる来るもの拒まずな葛西恣伸。別れる度報告してくる彼と彼に恋しながらも付き合って捨てられる一人になるのが怖くて友人関係を貫く藤村ちはる。卒業を目前に控え、葛西は小林の言葉で自分の気持ちに気付き...。

    気持ちを隠してぶっきらぼうに後押しし見守る小林が切ないなぁ。

    純情事情-春と修羅-
    ハーフだけど全く英語がしゃべれない関西弁のまりあは助けてくれたクールな男子高校生・小林敬司に一目ぼれする。実は引っ越してきた所のご近所さんだと知り、学校が違うながらも彼に猛アプローチをかける。だけど、小林が好きな"シノブ"の存在を知り、しかも彼の中学の同窓会に誘われ行ってみるとシノブは男だった。シノブにほれている自分が許せない、という小林。告白して泣き崩れる敬司に呼ばれ、好きになるのは死ぬ間際でもええから、と肩を貸す。

    まりあのシリアスとコメディの絶妙さ、敬司の苦しさのバランスが傑作だと思う。女神も捨てがたいけど、純情事情ー春と修羅ーが一番好きだ。すごく前向きな恋愛感でいい。

    北風と太陽
    地味なクラスメイト国東についキツくしてしまう素直じゃない城田。ずっと好きなのにある日ずっと渡せていない彼へのラブレターを落としてしまい...。

    デビュー作だから稚拙な部分はあるけど、早稲田作品によく出てくる積極的な女の子、すかした男の子の素地はあって悪くない。

  • 剥き身の恋心にいつもやられる。

  • なかよしに載っていたときより少し長めのロングバージョンになっております。
    先生の作品の主人公はみんなまっすぐ過ぎるくらいに誰かが好きなんです。

    好きで好きで、好きだからどうしようもなく悩んでしまったり苦しくなってしまうこともあるけど、それでも主人公たちを救うのはそういう「好き」って気持ちなんですよね。

    キャラがみんな噛み付いてきそうな勢いです。読んでいて、本当にスカっとする作品です。

  • 「恋愛関係の始まり」とは「終わりへのスタート」である。
    それを知った上で、恋しく思う人と恋愛関係を結びたいと思えるか。
    つまり、恋愛には「覚悟」が必要なのである。

  • 早稲田ちえの華奢でスタイルのいい画が好きなんです。
    マリアの話いい。

  • 表題作の主人公マリアに惚れる。なーんてかっこいいんでしょうか。

  • 葛西とちはるがくっついてくれて万々歳!!!!w

  • 葛西&ちはる編と小林&マリア編。マリア様が好きですv!カッコいいわ〜!!小林はマリア様にオトされちゃえばいいよ!(笑)ところでチョロっとれーちゃんが登場、という事はやっぱり隣は神ちゃん…vvv

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著者プロフィール

3月11日魚座生まれ。AB型。神奈川県出身。1987年、第5回なかよし新人まんが賞の『北風と太陽と』で、「なかよしデラックス」(1988年お正月号)よりデビュー。代表作は、『純情事情―春と修羅―』など。

「2015年 『―女神― なかよし60周年記念版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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