- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822870
感想・レビュー・書評
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ようやく恭助、ふたたび。
中学3年生になった響子の周りは春めき、恭助を思って悶々とする。
暴れん坊な幼なじみ鉄也の本当。
解体された鯉が発見された、殺鯉事件の真相。
クリスマスの病院に現れたサンタの正体は。
商店街のお騒がせトリオにかき回されつつ、事件に巻き込まれていく響子。
細い目でそっと見守り、謎を解く恭助。
間も無く高校受験。
二人の関係にも進展があるのか?
相変わらずのドタバタでも、時にしんみりとみせる。
横溝ネタにはニヤリとしつつ、このトリオネタ、もういいかなって。
この先、2人がどうなるの?やはり読まずにいられない。
私もぬいぐるみのキョウが欲しいー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【381】
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イラストレーション / やまさき もへじ
カバーデザイン / Veia 斉藤 昭
ブックデザイン / 熊谷事務所
初出 / 『メフィスト』2002年5月号・9月号、書下ろし1本、改題加筆訂正。 -
作者の描く、我が道を行ってる、行っちゃってる大人たちは素敵だなあ。
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あの少年名探偵・虹北恭助がまたまた帰ってきた!池の鯉はどうして殺されたのか――?クリスマスイブの夜、病院に現れた謎の「サンタさん」とは――?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の若旦那)の推理が冴える!はやみねかおるの新本格ミステリ魂がいっぱいにつまった一冊。
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「殺鯉事件」が1番面白かった。でも、どの話も面白かった。
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もはやいい加減にしてほしいと思った作品。
若旦那のおろかな行動のせいで
作品が台無しになりました。
まあ最初は読んでいるこちら側も
ニコニコしてはいられたのですけどね。
そろそろ限界ですね。
「まじめに仕事しろよ。」
の一言に尽きます。
だけれども救えるのは
若旦那が出てこない作品には
それ相応の優秀な作品が
出てきていること。
真相が出てきたら
もしそういうことをした経験のある人は
しないように心がけてほしいものです。
そう、そういう行動が彼らを
狭めた世界にいさせてしまう要因でも
あるのですから。
若旦那は要らないね。 -
どうして1編だけ収録作品から省いたのかが未だに謎な「新冒険」二部作。外伝之二、お正月の野球大会の話ですよね。何かの規制にでも引っ掛かったんだろうか……?