ユルユルカ 薬屋探偵妖綺談 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823648

感想・レビュー・書評

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  • 人物達の側面が垣間見れて楽しかったです。

  • 本当の自分って何だろう。
    三つの視点から見る、一繋がりの事件。
    高遠刑事、リベザル、そして不安定な自分と偽りの友人。明かされる事実と見失いかけた真実。
    ほんとうってなんだろう。
    現代の子供達はみんな同じ悩みを抱えて生きているはず。

  • 8月9日読了。

  • 2007.1.1

  • 07.09.24 / 319P

  • 第11弾。2008年3月読了。

  • 080210貸出。080222読了。
    歯が痛かったのですることがなく、読んだ。
    お祭りに出るリベザルが可愛い☆
    秋のひょうひょうとした特徴が一番現れる場所だな、と思う。
    創作の御伽噺もいい感じ。

  • 薬屋探偵シリーズ第11弾:

    「その短い命、残らず山百合に奪われて、今すぐここで果てるが良い」
    呪いの言葉は、自らの未来を縛る足枷となる。
    好きなのに好きと言えない。傍に居てほしいのに突き放す。
    裏切られることに怯えるあまり、かけがえのない人を先に裏切ってしまう。
    そして、同じ心を持つ少年がここにも一人。
    さびしくて悲しくて、しかしやがて、やさしい

    題名に色が入っていないときはシリーズから離れている証だそうで
    今回はいつもとはちょっと違ってました。
    不可解な事件に遭遇した高遠。<br>妖怪のお祭りで無実の罪を着せられる秋。
    そして二つの事件は絡み合って・・・

    このシリーズは心に残る言葉が本当に多いです。
    「頑張れ」って言葉の使い方を考えさせられます。
    100の意味を込めても10の意味しか伝わらなければ
    それは10しかないと同然。
    聞き違いに勘違い・・・話し手と聞き手・・・
    そして秋が言う「言葉が使い手を選ぶ」と・・・

    「忘れたい過去は未来を作る自分への戒め。
     忘れて欲しい過去は未来を縛る他者による足枷」
    こんなセリフとサラッと言える秋はやっぱりステキです。

  • このシリーズで私が一番好きな巻です。
    悲しいけれど、優しいお話だと思います。

  • 薬屋シリーズ第11弾♪

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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