六とん4 一枚のとんかつ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827370

感想・レビュー・書評

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  • 挿絵つき短編集

    前半は、チョット真面目?な推理もの

    中盤は、挿絵オチのバカミスと芸人ドッキリ

    後半は、チョット真面目な恋愛もの


    前作は真面目すぎかなって思ってたけど、今作はバカと真面目のバランスが調度よくて良かった。気軽に読むには最高!

  • オビの「KING OF BAKA」が眩しい第4作目。
    そういえば「3」って読んだっけ? 「2」は読んだ
    よな...確か...。まぁいいかw。
    全11編収録。前半、中盤、後半でそれぞれ作風が
    違っていて飽きずに全体を楽しめます。

    中盤の数作のオチ、ラスト1Pがイラストになっていて
    確かに読む前にパラパラと捲ってしまうと面白さが
    半減してしまうのでご注意をです!
    今作で一番のお気に入りは「犯行の印」ですね。
    オチの圧倒的はアホさ!事件は殺人事件なのに、
    このオチを持ってくるとは...。呆れっぷりでは
    「聖職」もいい勝負w。

    恋愛小説「赤い糸」に収録されていそうな恋愛ものも
    収録であざとさもいい感じです。面白かったー。
    きっと未読の「六とん 3」、探して読もうっとw。

  • 「男子」「イタズラ」「根がまじめな小心者のエロ」作品における、文体と内容との調和具合はすばらしい。オチではなく文章(と絵)そのもので楽しめる。(オチが分かっても面白いという路線はすばらしい。再読できるものにまで高まっていくとよいと思う。)

  • 帰ってきたKING OF BAKA。下品さもくだらなさもさらにパワーアップ(?)。このダメっぽさこそが六とんシリーズの魅力♪。Webで読めるインタビューと”あとがきのあとがき”も愉しい。

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著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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