三姉妹探偵団(4) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061846340

感想・レビュー・書評

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  • 本作品では、結果として多くの殺人事件があったことになります、

    三姉妹探偵団の第4巻を読んで、疑問に思ったことがあります。
    なくなった人の一人一人の描写が、生い立ちや背景などが駄々草になっていないだろうか。

    一人一人、親があり、赤ん坊の頃がある。
    もう少し、丁寧にひとりづつの人生を描写してはどうだろう。

    死が偶然やってくることはあるかもしれない。
    しかし、一人一人の人生には、意味があったことを記録すると、本質に近づけるのではないだろうか。
    三姉妹探偵団を読んでいて、少しづつ、違和感が積み重なって来たが、
    本作品を読み終えて、それが、人生の描写の不完全さではないかという思いに至りました。

    憎悪とか、嫌悪ではありません。
    人生の描写を読者にまかせるという姿勢はあるのかもしれないという感じもするので。

  • 1~4、22巻のなかで1番ヒヤヒヤしたかも。

  • (メモ:中等部2年のときに読了。)

  • やっぱシリーズものは順番に読むべきだなぁ。<br>
    「三姉妹探偵団1」を読んで、2と3を飛ばして<br>
    4を読んでみたら、次女の夕里子と刑事の国友さんの<br>
    関係がすっかり様変わりしてましたよ。(苦笑)<br>
    <br>
    内容はこんなに登場人物要らないような気がしました。<br>
    しかも団体で登場するから、一気に覚えるのが辛い。。。<br>
    <br>
    サブタイトルが「怪奇編」となってますが、<br>
    ややファンタジー寄り。<br>
    <br>
    ラストがなかなかそそる感じでいいです。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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