- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850835
作品紹介・あらすじ
江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして10年-。帝国海軍の象徴・東郷元帥の盗まれた短剣の行方を追って浅見光彦が江田島へ。奇しくもその日、発見された短剣で男が「自殺」した。三つの短剣に秘められた戦後40余年の繁栄に酔いしれる日本の悲劇とは。
感想・レビュー・書評
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史実と虚実を巧みに織り交ぜた話の展開で一気読み。自衛隊の増強などがテーマの本作品...。浅見と牧崎のやりとりは軍事産業と戦争の構造の著者自論展開って感じかな。最後はちょっとあっけない幕切れでしたが、浅見の最後の行動にほっこりします。
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江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして10年―。帝国海軍の象徴・東郷元帥の盗まれた短剣の行方を追って浅見光彦が江田島へ。奇しくもその日、発見された短剣で男が「自殺」した。三つの短剣に秘められた戦後40余年の繁栄に酔いしれる日本の悲劇とは。
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浅見光彦の公式第27事件
公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー -
す、すみません…。
完全に入りはテレビの浅見光彦シリーズなんです。
そしてイメージは中村俊介さん(笑
江田島を舞台に10年前と現在起きている殺人事件の話。
兵学校から“軍神”のくだりはとにかく感情移入。
もの悲しい。
これが戦争というやつなのですね。
結末もすごく嫌だったし納得できなかったけど、あれでよいのでは?と。
ただ!
小説版浅見光彦ってあんななの!(初読でした)
性格悪くない!?
なんかこう無意識の悪意というか…
本人悪気ないけど、すごくイライラするタイプというか!
どうも刑事さんに関しては納得いきません!
焚き付けてるし、悪いと思ってないわな!
なので、完全に個人的感情で★2つw
@図書館本 -
江田島の聖地・古鷹山が炎上、腹部に短剣を突き立てた焼死体が発見された。
牧崎の話す戦争、今の日本の兵器を作ることによって経済が活性化しているという言葉に考えさせられた。久野刑事の結末が非常に悔しい。。 -
これしかない、と思わせる結末。壮絶…
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瀬戸内海に浮かぶ江田島。
海軍のゆかりの地。今は自衛隊の展示施設になっている。
東郷元帥ゆかりの剣が盗まれ、その謎に浅見光彦が駆り出される。
戦時中からの因縁。
軍神とは。 -
浅見さんシリーズは好きだし、これは
地元を舞台としたお話なので親しみが
もてそうなものだけど、戦争の話とか
よく考えたら江田島にはあんまり行った
ことないし、海軍の話とかもあまり
ピンとこなくてわかりづらかった。 -
浅見さんシリーズ薦められて読んだけど・・・暗いし解決した!とは言いがたい終わり方だと思う。