- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061858626
感想・レビュー・書評
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○○年ぶりの再読。好い具合に初読の印象を忘れていて楽しく読んだ横。謎解きの部分に関しては正直消化不良で、もう一度読み直さなければならないが、横溝ばりの道具立て、島荘系のトリックでありながら、いわゆる新本格派にありがちな、肩肘張った、奇をてらったところがなく、心地よく読めた。探偵役の一尺屋遥があざとすぎないのも好もしい。続編を待機させておいて良かった。
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短歌を読ませて犯人当てる。
なんて日本的ホームズ。 -
27年前にフラリと出て消息を経っていた依井直之の父。その父から直之宛に突然葉書が届く。どうみても失踪当時に書かれたものらしい。しかし投函されたのはつい先ごろ。父の行方と葉書の謎を解くために直之は単身で、Y県の沙華姿(さかしな)へと赴く。
その村には27年前に凄惨な殺人事件が起きていた。まるでその事件を示唆するような短歌が書かれた葉書が、宿として間借りしている<水車>の娘・仁内結姫届く。謎を解き明かそうとしている直之にもやがて魔の手が忍び寄る。
派手で、とても綺麗な殺人事件(笑)
雪の上に紫の薔薇の花びらが散ってて、その上に生首ですもの。美しい〜。(勿論、雪密室)
まぁ、ちょっと考えれば犯人も絡んだ人間関係も読めるが、これは楽しくサラサラと読める。
人形が空中を飛んだり、幽霊(か?)が出たり、見立て殺人だったりと要素はふんだんにある。
そこら辺りの設定が往年の横溝文学に匹敵するので好きだな。
それと、何を置いても一尺屋遥が個人的に好みだっ!!
この男いいなぁ〜。一尺屋シリーズがあと数本あるようなので探すべし。
内容はどうでもいい。一尺屋に会いたい(笑) -
トリックはすごかったけど内容はいまいちだな~。主人公に魅力がないのもねぇ・・・。
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【カラクリカルカレ】
ミステリーじゃなくて、サスペンス。 -
初版本
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一尺屋シリーズ第1弾