- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061882225
作品紹介・あらすじ
春のムーミン谷。ムーミントロールたちは山のてっぺんで黒いぼうしを見つけました。ところがそのぼうしから、ふしぎなことが…。
感想・レビュー・書評
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ムーミン谷ワールドに癒される。
童話でありながら、フィンランドの風土やフィンランド人の季節感、自然観が反映されているのが魅力。自然は「保護」するものや、たまにいって「見る」ものではなく、自然と共にいきるっていう感覚がいい。
2021.1.11
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最後の料理を乗せたテーブルが
スナフキンに喜んでもらえるといいなと思った。 -
価値観というか、善悪、じゃないな、まったく違う次元でものごとを見ている感じがしますねこの話は。。
たとえば飛行おに。彼は自分の願いは叶えられないけれど他の人の願いは叶えられる、それによって彼の願いがいかにして叶えられたか…うなりました。 -
ママのハンドバッグがなくなったら新聞に広告を出すというシュールさがたまらなかった。スナフキンがいなくなったのをムーミンが悲しまないように、と願うママのやさしさにぐっときた。
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30年ぶりくらいに読んだ。
冬眠から覚めて、ムーミンがスナフキンと語らうところとか、アリジゴクの絵とかは覚えていた。
ひこうおにのことは覚えていたが、最後を覚えていなくて、ラストシーンはジーンとした。
おもしろかった。 -
飛行鬼がいい人でびっくりした。訳者が違うからか一巻と雰囲気が違う。
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筆運びが滑らかで読みやすく、興味をそそる。お話のアイディアも、少し怖く思えるところも素晴らしい。
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2022.8.28
ムーミンバレーパークの予習。
TVアニメでむかーし見たけど、ムーミンの話は何一つ覚えていない。
登場人物を覚え、その性格がわかり。
そして生活もわかって楽しい本だ。 -
ひこうおにのエピソードが素敵。自分の欲望に忠実でありながらも、他者への興味と尊重の姿勢がハッピーエンドを呼び寄せる。トーベ・ヤンソンの優しいまなざしが感じられました。