たのしいムーミン一家 (ムーミン童話全集 2)

  • 講談社
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本棚登録 : 450
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061882225

作品紹介・あらすじ

春のムーミン谷。ムーミントロールたちは山のてっぺんで黒いぼうしを見つけました。ところがそのぼうしから、ふしぎなことが…。

感想・レビュー・書評

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  • ムーミン谷ワールドに癒される。

    童話でありながら、フィンランドの風土やフィンランド人の季節感、自然観が反映されているのが魅力。自然は「保護」するものや、たまにいって「見る」ものではなく、自然と共にいきるっていう感覚がいい。

    2021.1.11

  • 最後の料理を乗せたテーブルが
    スナフキンに喜んでもらえるといいなと思った。

  • 4-06-188222-8
    C8397\1600E.(1)

    楽しいムーミン一家
    ムーミン童話全集②

    1990年6月23日 第1刷発行
    2013年9月9日 第32刷発行
    著者:トーベ・ヤンソン
    訳者:山室静(やまむろ しずか)
    発行所:株式会社講談社
    -------------------カバー袖より
    春のムーミン谷。
    ムーミントロールたちは
    山で黒い帽子を拾いました
    ところがそれは、中に入ったものを
    おかしなものに変えてしまう、不思議な帽子だったのです。
    ---
    「ムーミン」のお話の中にはキャラクターが100人以上いる。と聞いて、自分の知らない(覚えていない)のもあるかと思い、メモしながら読みました。
    ムーミントロール
    ムーミンパパ
    ムーミンママ
    スニフ
    スナフキン
    ヘムレンさん
    スノークのお嬢さん
    スノーク
    じゃこうねずみ
    ニョロニョロ
    トフスラン ルビーの王さまをトランクに入れている
    ビフスラン トフスランと夫婦
    モラン(ルビーの持ち主、おばけ帽子と交換する)
    飛行おに
    黒ひょう(飛行おにの家来)
    -----------------------------

    作者さんのトーベ・ヤンソンさんはフィンランドの人で、このこのシリーズでは「小さなトロールと大きな洪水」のタイトルを最初に書いたそうです。その後、祖国が戦争に巻き込まれ、それがやっと終わり、友人に勧められて出版してみたところ反響があり、シリーズの続きを書いたそうです。
    今、戦火にあるところが一刻も早く普通の日常にもどれるといいなと思いながら読みました。
    -------------------

  • 価値観というか、善悪、じゃないな、まったく違う次元でものごとを見ている感じがしますねこの話は。。
    たとえば飛行おに。彼は自分の願いは叶えられないけれど他の人の願いは叶えられる、それによって彼の願いがいかにして叶えられたか…うなりました。

  • ママのハンドバッグがなくなったら新聞に広告を出すというシュールさがたまらなかった。スナフキンがいなくなったのをムーミンが悲しまないように、と願うママのやさしさにぐっときた。

  • 30年ぶりくらいに読んだ。
    冬眠から覚めて、ムーミンがスナフキンと語らうところとか、アリジゴクの絵とかは覚えていた。
    ひこうおにのことは覚えていたが、最後を覚えていなくて、ラストシーンはジーンとした。
    おもしろかった。

  • 飛行鬼がいい人でびっくりした。訳者が違うからか一巻と雰囲気が違う。

  • 筆運びが滑らかで読みやすく、興味をそそる。お話のアイディアも、少し怖く思えるところも素晴らしい。

  • 2022.8.28
    ムーミンバレーパークの予習。
    TVアニメでむかーし見たけど、ムーミンの話は何一つ覚えていない。
    登場人物を覚え、その性格がわかり。
    そして生活もわかって楽しい本だ。

  • ひこうおにのエピソードが素敵。自分の欲望に忠実でありながらも、他者への興味と尊重の姿勢がハッピーエンドを呼び寄せる。トーベ・ヤンソンの優しいまなざしが感じられました。

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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