君が愛をくれたから (講談社X文庫 お 1-39 ティーンズハート)

著者 : 折原みと

• 講談社 (2000年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[まるさんの感想 · 2008年1月13日]

図書館の一角にティーンズ文庫のコーナーがあって、姉がそれを大好きだった影響で一時期、折原みとさんのシリーズや、小林深雪さんのシリーズとかを夢中で読んでた頃が小学校低学年から中学年だったような気がします。
そのブームが過ぎた後、偶然本屋でみつけて設定に惹かれて小学校高学年の頃に出会った本なのですが、この本では本当にいろんなことを感じました。
私がティーンズ文庫を卒業した理由の一つには、少女漫画的なただ甘いだけな似たような物語がなんか飽きてしまってだったんだけれど、これはそういうおままごとちっくな恋愛メインというわけではなくて、動物との付き合い方や不登校問題なども考えさせられる作品でした。犬にタマネギを与えてはいけないってことも学びました!
折原みとさんのには、おすすめしたいティーンズ文庫が盛りだくさんあります!
小林さんのは双子のシリーズが一番好きでした。

[こまりさんの感想 · 2006年9月1日]

イジメが原因で不登校になった主人公が、子犬を拾って…

[トモさんの感想 · 2004年12月14日]

続編は「夢の隣に君がいる」

著者プロフィール

1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。91年刊行の小説『時の輝き』が110万部のベストセラーとなる。講談社ホワイトハートの人気シリーズ『アナトゥール星伝』や同コミック版（ポプラ社）、KCデザートコミックス『天使のいる場所～Dr.ぴよこの研修ノート』『永遠の鼓動』、小説『制服のころ、君に恋した。』『天国の郵便ポスト』『幸福のパズル』（以上、講談社）『乙女の花束』『乙女の初恋』（ポプラ社）といったマンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍。2017年に小説家デビュー30周年を迎えた。


「2023年 『きみと100年分の恋をしよう　きみがいるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」