本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062007122
感想・レビュー・書評
-
基本的には著者の自伝。ただし、ちょうど自由学園の入学から卒業までが描かれているので、そういう意味で、筆者から見た「自由学園物語」とも言える。
筆者について多くは知らないが、なかなかユニークな少年時代を過ごしたようだ。買った生き物が、ロバ、オオサンショウウオ、ミミズクと聞いただけで、ある程度想像がつく。
p.36 すでに池袋からの西武鉄道が通っていたが、沿線には豊島園と大泉の撮影所(東映の前進)ぐらいしかなく、それ以西は、客がほとんどいないという状態だった。夜には人糞肥料を輸送していると陰口をたたかれ、コエだめ列車などとバカにされていた。
真偽のほどはわからないが、なかなかユニークなエピソードである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示