マタンさんの感想
2015年3月2日
忍のものが出てくる作品。 だけれども、某忍法帖のような 過激な表現はなく、お互いが求める「秘宝」を めぐっての争い合いがメインです。 注目点はやっぱり 敵方である柳生家に預けられた 平四郎でしょう。 彼はそのやさしさが仇となってしまい 狐の一人であった恋人を失うことになってしまいます。 本当に静かな作品です。 ある真相が出てきて絶体絶命のところに 光明がさしてくる瞬間がすごくよかったです。