- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062059770
感想・レビュー・書評
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新井素子さん家は、ご近所でも評判のぬいぐるみ屋敷。このわにわに物語が書かれた時点で総勢400を超えるぬいぐるみさんたちがいるのです。そのぬいぐるみさんのうち、しろわに一族のわにわにが、新井さん家のぬいぐるみたちについて 語った本です。
……ぬいぐるみが話したり、ましてや本なんか書けないと思われた方、そんなバカな、って思われた方いるでしょう (笑)
新井素子さんもぬいぐるみ関係の著書では前書きなどて語られているのですが、「ぬいぐるみさんは、自力で歩行したり、食べ物を食べたりということはできないけれど、話したり、感情を持っていたりするのだ、だからぬいぐるみさんには優しくしよう」という人。
そのぬいぐるみさんたちが、実に面白い子たちばかりなのです。上下関係にうるさく、一族の繋がりを大切にするわにわにたちの話だったり、ポセイドンというクジラのぬいぐるみがきたときのこととか「男の気持ち」という名前をつけら れてしまったラッコの話とか、12編の新井さん家のぬいぐるみの話があります。
読んでいてほのぼのしたり、、なんだかそんなバカなっ、って思うようなことが起きたりして、ほんわりします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わにわには、ぬいぐるみです。
ぬいぐるみ一人称って楽しかった。 -
ぬいマニア!!
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なんかやわらかいモノを読もうとしてって、そのまんまやんけ…
この本は語り手がぬいぐるみで、ぬいぐるみは生きていると主張する素子さん一家についていろいろ語るわけさ。ぬいぐるみ好きは読みましょう。 -
わたしはこのわにわにの真面目ぶりがかわいくて大好きだったんだけどなぁ。ちょっと「ぬいさん」ワールドに無理やり入らせられちゃいます(笑)でも、面白かったですよ。