勝ち続けるために何をすべきか: 強い集団は、こう作る

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062076135

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  • チェック項目33箇所。勝ち続けようと思ったら監督が一喜一憂しているわけにはいかない。勝って当たり前は存在しない。毎年、必死な思いで闘い続けた結果が勝ちをつなげる。監督時代のいたずら電話や悪質な郵便の事実・・・妻がすべて処理。監督とは勝つことを要求される商売。チームをつくるのはフロント、与えられた戦力をいかんなく使って闘うのは現場(監督)という区別。勝つためには選手たちが自分の役割をしっかり理解し、のびのびと動き回らなくてはならない。監督の仕事はグラウンドにはない、少し離れたところで全体を見渡し、勝つための次の手を考えていく。率先垂範と黒子を巧妙に使い分けるのがリーダー。「康いるべきを康い、祗むときは祗む」。一度マンネリに陥るとなかなか立ち直れない。勝ち続けるにはマンネリに勝つこと。5連覇の後には労いの言葉すらない。3枚ストッパーがいれば勝てる・・・育てた、作り上げたコーチへの労いは?バントがつまらない・・・定石を大事にする。確率を考えればバントが当然。常に先を見て考える。マスコミの言葉に惑わされない。勝って勝味を知ることでのびのびとしてくる。チームの派閥がほころびとなる。結果を問われるプロ野球に派閥はいらない。基本を忘れたときに問題が起こる。「勝って兜の緒を締めよ」・・・なぜ兜の緒が緩んだのか考える。勝ちゲームにこそ反省を。できなくて当たり前からスタート。つねに高い目標を自分に課す。リーダーは建設的であるより、反省的であれ。どこまで叱っていいか見切る。犠牲を知っている選手はワンランク上の選手。買っているときこそ組織の点検を・・・世界大戦のときの日本軍。選手のためによいと思うことをする・・・月曜定休。勝ち続けた推進力・・・選手の「自助力」。秋山と清原のためを思った世紀のトレード。ピッチャーにこびたキャッチャーは試合に勝てない。俺たちの時代、チームは引き合いに出さない。脇役ががんばるから鋼の組織になる。

  • リーダー必見の一冊!!

  • 売れず

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