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- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062081245
感想・レビュー・書評
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平安時代の権力者藤原道長の妻、源明子の生涯を描いたもの。道長の妻といえば倫子のほうがいくらか有名だが、この明子も倫子に劣らず尊重されていた。道長がいかに明子を愛したかということばかりでなく、明子という女性から見た道長がどのような男性であったか、という点にも作者の興味が置かれているようである。日記も何も残していない女性を描くのは大変な作業である反面、自分の空想をフルに活かせるという楽しみがありそうだな…と思ってみたりした。
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