花の生涯 上

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062091367

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  • 花の生涯(上下巻)井伊直弼公の物語
    アメリカの黒船の到来により日本の情勢に変化があり、鎖国中のなか開国論が起こる。下田港にアメリカ大使館を置きハリスとのやり取りなどその当時の日本の状況が想像できる。
    その後、尊王運動・攘夷運動などいろいろな思想が生れてくるなか井伊直弼による安政の大獄がひかれ、その反動として3月3日に桜田門の変の事件がおこる。

    前半はほとんどがたか女との絡みで終わり、後半からようやく歴史的事件に遭遇していく。
    内容的には少し薄い気がした作品に感じた。

  • 彦根などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

舟橋聖一(1904.12.25~1976.1.13)小説家、劇作家。1928年、東大国文科卒。大学在学中の26年、戯曲「白い腕」で注目され文壇に登場。32年から33年「都新聞」に連載した「白い蛇赤い蛇」で劇作家から小説家への転身をはたす。戦後は風俗小説の代表作家と目されるが、官能表現を耽美主義へと高めた純文学の佳作も多い。主な著書に『悉皆屋康吉』『雪夫人絵図』『芸者小夏』『ある女の遠景』『好きな女の胸飾り』等。

「2013年 『芸者小夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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