野坂昭如戦争童話集 沖縄篇 ウミガメと少年

著者 : 野坂昭如 黒田征太郎

• 講談社 (2001年6月14日発売)

作品紹介・あらすじ

あの年の、6月23日から8月15日までの時間が、あの年からの、沖縄と本土との距離。野坂昭如戦争童話集30年ぶりの新作。

感想・レビュー・書評

[おつきさま定期便さんの感想 · 2023年1月8日]

なんでもいいから本を音読したくて本棚にあった本作をセレクト 長かったけど最初から最後まで音読した
ずっと頭に留めておくのは苦しいから正直嫌だけど､でも事あるごとにちゃんと思い出して､苦しくなるべきだと思った。大事に､静かに､願う。

[solala06さんの感想 · 2021年1月4日]

お、思った以上に戦争文学だった…
ていうか広島爆撃…
ウミガメの卵すすっちゃう場面、なんかこう…なんも言えねえ…ってなったな…

[猫武炸成さんの感想 · 2012年7月4日]

2012年7月4日

ｱｰﾄﾃﾞｨﾚｸｼｮﾝ/長友啓典
装丁/加藤茂樹+K2

[crambonbonさんの感想 · 2011年2月20日]

低学年、中学年向け

著者プロフィール

野坂昭如

一九三〇年（昭和五）神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。四五年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、五七年中退。ＣＭソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、六三年「エロ事師たち」で作家デビュー。六八年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を、九七年『同心円』で吉川英治文学賞を、二〇〇二年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。そのほか『骨餓身峠死人葛』『戦争童話集』『一九四五・夏・神戸』など多くの著書がある。二〇一〇年（平成二十七）死去。

「2020年 『「終戦日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」