商売の原点 (生活図書ピース)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120982

感想・レビュー・書評

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  • ブックオフで見つけて、手に取ってみた一冊。初心忘るべからずというか、基本の大切さを繰り返し繰り返し実例を上げながら書いていて、自分の仕事が本当にそこまで基本を大事にしているか、というとこから見直してみたいなと思いました。世の中はどれだけ便利になっても、できることってまだまだありそうですね。

  • セブン-イレブンの鈴木会長の考え方を元「商業界」編集長の方が
    記した本。
    「商売の創造」とセットで読むと良いですね。

    セブン-イレブンの鈴木会長の考え方は
    今ではコンビニ業界、小売業全般では当たり前に
    なるほど、勉強になる部分ばかりです。

    小売業にお勤めの方は必読かもですね。

  • セブンイレブン会長である鈴木氏が書いた本
    基本が非常に大事であることを書いてある
    特に小売業に関しては重要なポイントを書いてあるので
    同じ業種の人は読んでみると良いかも
    個人的には当たり前の内容を続けること、基礎が大事であることを書いている

  • ー 品ぞろえの問題にしろ、鮮度管理にしろ、クリンリネスにしろ、フレンドリーサービスにしろ、同業他社が大事なことだと気づくずっと前から、私は社員に繰り返し言い続けてきました。

    しかし、これはセブン- イレブンがはじめたから、同業者がまねをしだしたというわけではありません。だんだんと商売の環境がきびしくなってきたため、どこも商売の原点をつきつめて考えなければならなくなり、真剣にこうした基本的なことに対する取り組みをはじめた結果なのです。

    基本に対する私たちの徹底度が低くても、他社がその大事さに気がついていないときには、他社に対して多少の優位性を保つことができました。ところが、他社でもこういうことが実践されるようになってくると、これからも優位性を保持しようとすれば、今度は基本四原則の徹底度が問われることになります。

    まわりがみんな、そうしたことの大事さに気づいて徹底しだしたら、私たちの特徴はなにもなくなってしまいます。先に一歩を踏み出したところほど、より早くマンネリにおちいる危険性も高いのです。 ー


    品ぞろえ、鮮度管理、クリンリネス、フレンドリーサービス、これだけ。お客様のことを考えることを怠ってはいけない。
    入社したての頃の研修の課題図書。14年も積読してたなんて!基本が大事だということは普遍的なので、14年経っても学ぶものが多い作品だった。

    ただし、その四原則の徹底に無理がなかったかい?というのが昨今の問題の核となる問いなんだろうなぁ〜。

  • 商売の原則ついて知りたくて読書。

    消費は心理学。
    この言葉が印象に残る。別の著書でも商売は経済学ではなく、心理学で考えるものとの持論が述べていたが、的を得ていると思う。

    常に自己客観視を高め、顧客の立場で考えて、改善を繰り返すこと。この最初の部分を重視している。

    心理学を学ぶ人間として共感できる点が多く、業種は異なるが、自分のビジネスに応用できる部分は多々ある。

    今後のコンビニは、スーパー的な要素を取り入れて、スーパーとコンビニの中間的なサービスを目指していくのではないかと感じた。

    アメリカ生まれ日本育ちのセブン-イレブン文化は、タイや台湾などアジアで大きく花開いている。

    他社であるが、ローソンの大連1号店がオープンした時に日本領事館の関係者の祝辞でコンビニは日本の文化そのものだという言葉を思い出した。

    商売の原理原則をしつこいくらいに徹底的に守ること。常に基本に忠実であることが、同社の最大の強みだと知る。

    個人的には、編集した緒方氏の編集力に驚嘆する。

    読書時間:約45分

  • コンビニ業界で断突の力を持つセブンイレブン。
    その商売の原点がこの本に記載されています。

    品揃え、鮮度管理、クリンリネス、フレンドリーシップの
    4原則をモットーに基本を忠実に徹底し、それを持続させること。
    内容としては現在のコンビニ業界でも当然実施されていることのように思われがちだが、
    重視する度合いが違うのだと思います。

    自分は違うのですが、
    小売業にお勤めの方にお勧めです。

    それにしても、四国にセブンイレブンできないかなぁ…
    お弁当好きなので、お願いします☆

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    セブン-イレブン会長、鈴木敏文氏の商売哲学。経営者
    はもちろん、これから起業を考えている人は、必ず読む
    べき一冊。商売の原点は、お客様に喜んでいただくこと。
    売上が……と悩んでるあなた、ヒントがきっとあるはず。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■キャンペーンというのはあくまでも店側の勝手であっ
     て、そのときにお客様が必要としているものとはかぎ
     りません。なんでもかんでも押しつけて買わせること
     が商売上手だと考えたら、大きな間違いです

    ■売り上げが下がるのは、店のイメージや商品の品揃
     えも含め、あらゆる面で自分たちの方が劣っているから

    ■季節の変わり目のメリハリをきちんとつければ、売り
     上げは上がる

    ■大昔、恐竜が環境の激変に対応できずに絶滅して
     いったのと同様のことが、小売業でも起きている。
     大きなところほど、変化に対する対応力を失いがち
     
    ■基本が出来ていないのに、販促をやるというのは
     笑止千万

  • 基本を徹底することが何より大事

  • 【読む目的】

    商売をする上での基本的な心構えを知りたい。

    【読んだ感想】

    当たり前のことを当たり前にやることの大切さを再認識させられました。セブンイレブンの仕事のやり方を書いた本ですが、この本に書いてあることは他に仕事にも応用できると思います。時々読み直して基本を忘れないようにします。

  • これぞ商売の原点。セブンイレブンの徹底っぷりがわかります。

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著者プロフィール

鈴木敏文(すずき・としふみ)
セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO。
1932年、長野県生まれ。1956年、中央大学経済学部卒業後、書籍取次大手の東京出版販売(現・トーハン)に入社。1963年、ヨーカ堂(現・イトーヨーカ堂)へ移る。1973年、セブン‐イレブン・ジャパンを設立し、コンビニエンスストアを全国に広め、日本一の流通グループとして今日まで流通業界を牽引。2003年、勲一等瑞宝章を受章。同年11月、中央大学名誉博士学位授与。経団連副会長、中央大学理事長などを歴任。
著書には『朝令暮改の発想―仕事の壁を突破する95の直言』(新潮文庫)、『売る力―心をつかむ仕事術』(文春新書)、『挑戦 我がロマン』 (日経ビジネス人文庫) ほかがある。

「2016年 『働く力を君に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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