- Amazon.co.jp ・マンガ (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062123570
作品紹介・あらすじ
ここにいるのは、あなたかもしれない!軽い気持ちで犯行に及ぶ子供が多い、少年犯罪。子供を犯罪者にしないために日夜奮闘している大平弁護士の体験と思いを、漫画で表した。
感想・レビュー・書評
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以前この人の著作を読んだ事があった。元極妻の弁護士。
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「生き抜いて」の大平さんの関わった、事件を起こした子どもたちとの様子を漫画にしたもの。
思ったことは、非行や犯罪を犯す少年は、やはり家庭や周りから自分を肯定されずに育っているということ。
でも、どんな理由があれ犯した罪、心にうけた傷は消えない。
小さな信号に気がついて、手をさしのべることができる大人になりたい。
ひとりでもそういう大人に出会うことができたら、その子どもの人生も変わるかもしれない。
文章ではなくて、漫画という表現をとったのはとても良かったと思う。 -
ケース別で読みやすい漫画。非行少年に寄り添い手助けする大平さんと愉快な仲間達と言った作風で重さを相殺している。保護観察とか触法少年とかキーワードも学べる。
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空き中に45分で読んだ。
なんとなく知ってることがよりリアルになった。
この人が少年犯罪にこだわる理由がわかった気がする。
大人になるってなんだろう。 -
漫画だから読みやすいけど、現実に起こっている子どものこういう現実に、一般の大人はどう関わっていけるだろうか。作品中、「同じ大人として、責任を感じる」とのセリフ。直接の原因でなく、こういう言葉をいえる大人は少ないだろうな、と思った。