カキじいさんとしげぼう

著者 : 畠山重篤 徳田秀雄

• 講談社 (2005年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[oriduru1970さんの感想 · 2017年12月1日]

海がうるうる…？どういうことなんだろうか。海辺に住んだ経験のある人なら、海がうるうるしてると聞いて、「ああ、うるうるしてるんだね」ってわかるの？

The forest is longing for the sea, the sea is longing for the forest.
この一文だけで充分だ。

良いメッセージだと思うし、重要なテーマだ。でも、大人の思う理想の子供像に、大人の望む言動をとらせる児童書は好きじゃない。
この著者が自然との付き合いの中で感じたこと、学んだことをそのままストレートに表現すればいいのに。

[morinokaiさんの感想 · 2010年1月25日]

森は海の恋人の絵本版

食の学校のセミナーで購入しサインをしてもらいましたｗｗｗ

[kinokonomoriさんの感想 · 2006年3月18日]

あなたは、海と森との深い関係を存じですか？
この本は素晴らしい☆
と、恩師より勧められました。
ドンドンこの世界にはまってしまうのです☆

著者プロフィール

畠山凪の祖父。1943年中国・上海生まれ。漁師。気仙沼市舞根湾で牡蠣・帆立貝の養殖業（水山養殖場）を営む。1989年、「森は海の恋人」を合言葉に漁民による植林活動を始める。2005年より京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。2012年に国連「フォレストヒーローズ」を受賞。著書に『日本〈汽水〉紀行』（文藝春秋／日本エッセイスト・クラブ賞）、『漁師さんの森づくり』（講談社／小学館児童出版文化賞及び産経児童出版文化賞）他多数。

「2022年 『ととのはたけと、うたれちゃったしか』 で使われていた紹介文から引用しています。」