東京DOLL

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 933
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062130028

作品紹介・あらすじ

マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく-。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸-石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語。

感想・レビュー・書評

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  • (2023/10/17 2h)

  • ゲームと恋愛?

    ちょっと私には考えられない世界。
    でも、こんな風に必要とされたい。

  • 人気ゲームのデザイナーとして若くして成功したMGは,
    自宅近くのコンビニのアルバイトのヨリを見て次回作のヒントがひらめき,
    ヨリをモデルとして契約を交わす。

    ついこの間読んでいた山本幸久「失恋延長戦」とは逆で,
    読んでいるときは楽しいが,読み終わってみるとむなしい。
    登場人物に現実味がなさすぎるからか。
    「アキハバラ@DEEP」のほうがいい。

  •  石田衣良「東京DOLL」、2005.7発行。全220頁、53頁で失速。

  • すこーしファンタジーっぽい要素が入っていて、想像を掻き立てる一冊だった。
    何より単行本の装丁が凄く素敵でした。

  • パーフェクトな人形に恋をした男の物語。

  • 天才ゲームディレクターのMG。彼はある夜コンビニのレジで見かけた少女ヨリをゲームキャラクターのモデルとしてスカウトする。魅力的なヨリにどんどん膨らむゲームのイメージ。 最初はいけ好かないと思ったけど、MGはただ不器用なだけかもしれない。私は嫌いじゃないタイプ。ヨリもすごくいい。裕香は苦手なタイプ。勝手に人のパソコン見たり関係者と会ったりされるの嫌だな。

  • んー、どうだぁ〜?コレは、、、。
    物語としての面白さはあるけど、
    心に触れるトコがない。

    主人公の状況が、
    あまりにも現実とかけ離れ過ぎて想像が出来ない。

    ただ、ひとつ気に入ったセリフが。
    『内なるものは内に、外なるものは外に』

  • ストーリーは面白いです。
    途中からどうなってくんだろう・・・とか
    ヨリが何かのスパイとかだったらいいのに・・・とか
    わくわくさせるものがあったけど、
    意外に単純なラブストーリーだった・・・
    それが残念。
    とりあえずMGが恵まれすぎていて、現実離れしてて好きになれないのに、最後のハッピーエンドも全然気持ちがいいものではない。

    でも、石田衣良はやっぱり書き方とか上手いなあと今回も思いました。
    読みやすいのに軽くない。

  • 2012.02.17読了。面白かったのでさくっと読めたけれど、アキハバラ@DEEPと似たようなイメージも感じたので、同じように最後戦ってほしかったなぁとも思いつつ。表紙のモデルは香椎由宇らしい。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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