水月

著者 :
  • 講談社
3.17
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062136495

作品紹介・あらすじ

記憶をたぐれば男と女は「火の山」で小さい頃に出会っていた…肉体と想念、生と死を描く、大型新人作家デビュー作。

感想・レビュー・書評

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  • 出口先生の初の小説本。
    この先どうなっていくんだろうという読後感です。
    先生の参考書や執筆している本に触れているとわかるような
    先生の世界観、価値観がストーリーの中にちりばめられています。
    それが合う合わない、という人はいるかもしれませんが、
    おもしろいです。
    続編があるという話もあるので、出たらぜひ読みたいです。

  • 061210 帯の通り魂を揺さぶられた。自分の考え次第で、周りの世界は変化していく。はじめは、なんだか文章にもやがかかったような感じだったが、読み進めていくうちにその正体が分かってきた。火の山、血を流す地蔵、幽霊のような女、どんどん物語に引き込まれていく。

  • 火の山で死んだ水月と僕。

    2人をめぐる因果、周囲にも起こる不可解な出来事。
    何が真実で何が幻想なのか。
    サスペンスミス。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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