- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062136952
作品紹介・あらすじ
濃密な空気感と色彩によって語られるイメージ、読む者を魅惑する幻想譚から、日常に潜む闇を見つめた作品まで、変幻自在であり続け、一作ごとに深化する星野文学。デビューから十年のすべてを集約した、はじめての短編小説集。
感想・レビュー・書評
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装幀/菊地信義
カバー装画/藤田嗣治「猫の教室」
図書館で借りたので、表紙はわからない(カバーが貼り付いているから)が、扉は黒紙にスミ文字印刷。へぇ~~~~。スピンも黒。もちろん花布も。
初めて星野智幸の短篇を読んでみた。
う~~~~ん。わたしにはちょっと合わない…。
私が星野智幸を読む時は恐る恐る物語に入っていくので、短篇だとまだつま先ぐらいしか入ってないとこで終わっちゃう感じ。記憶に残らない…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
身を削りながら生きていく日々とか
暗い水槽の中を漂っているみたいな感覚とか
ゆらゆーら。夢と諦め。 -
ゆるゆると漂っているような文体が特徴的な短編集。
内容はロマンチックなんだけど退廃的な感じ。
文体が綺麗で好感が持てたんですが、感覚的な話が多かったので理解に苦しむところもありました。
特に好きなのは『トレド教団』かな。
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ふわふわと丁寧で幻想的な言葉が紡ぎだす、夜が似合う短編集。水槽の底に夜景があって、ボヤけたネオンを眺めながら星になれるかもしれないですん。
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濃密な空気感と色彩によって語られるイメージ、読む者を魅惑する幻想譚から、日常に潜む闇を見つめた作品まで、変幻自在であり続け、一作ごとに深化する星野文学。デビューから十年のすべてを集約した、はじめての短編小説集。
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2007年1月21日(日)、読了。