- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062137294
感想・レビュー・書評
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犬の本は、悩みが無くても定期的に再読すると,、必ず勉強になります!
この本は、犬にとって重要なのは
1.運動 2.規律 3.愛情
そして、この順番を守る事が1番大事だ、ということが書かれています。
私のほうでかわいがりたい欲求が強く、ワンコの方も愛情を受けることが一番幸せだと思っていたので、この本を初めて読んだときに「愛情は3番目」と言われてちょっとショックでした。が、読むと納得できる理屈なので、犬が幸せに過ごすための飼い主の責任だと思って頑張ってマス。
ツケをさせながらピシッと、時には自転車で何キロも、と運動と規律に満ちたお散歩をさせれば大分クリア出来る気がし、実行しているつもりでしたが、忙しいときはなかなか・・・なんて人間の都合で言い訳してはいけませんね。再読して反省しました。
「まあ、これくらいいいかな・・・」と心で思いながらの「ダ・メ」を見抜いてしまう我が家のワンコちゃん。
人間の気分によって左右されない居心地の良い家族を作るよう頑張るからね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
常に毅然とした態度でいなければならない。
犬を赤ちゃん扱いしない。
何よりも運動。
読んで良かったが、それだけで満足しないようにしたい。 -
いい本なのだが、どんな人が読むと最適なのかがイマイチわからないので、ちょっと評価下げてみた。
初めて犬を飼う人にはピンとこないことが多いような気がするが、これから犬を飼う人向けの心構えは役に立つ気がする。
3匹目の犬を飼い始めた私には、「なるほど」と思うことがとても多いのだが、では、犬を幸せにする飼い方を具体的にどう実践したらいいのかが、かなりざっくりしていて、もうちょっと細かいステップがほしいなぁというのある。
そこはビデオ観てねってことなのかな。
ということで、ややモヤモヤしつつ読了。 -
我が家の犬との生活におけるバイブル。
この本の内容を100%信じてバーニーズマウンテンドッグを飼ったところ、5歳を過ぎたあたりから、ほぼ100%私の言葉を理解できるようになった。
さらに7歳あたりからは目配せやその場の雰囲気も理解できた。
これはシーザーの提唱する「運動・しつけ・愛情」の順番を守り切ったからだと思う。
おかげさまで愛犬は犬種としては長寿の12歳まで完璧な相棒として生きてくれた。 -
これまでシーザーが扱った事例をもとに、飼い主と犬との関係について綴られています。
詳しいしつけ方法を知りたい人には物足りないかもしれませんが、犬を飼う、犬と接する心構えについてとても参考になると思います。
飼っていないけど犬好きという人も読んでみるといいですよ。
シーザーを知ってから、問題行動のある犬を見ると、飼い主の接し方にも目がいくようになりました。 -
ツイっ友さんに教えてもらった動物トレイナーさんの本。
ぜひ読みたい。 -
「心優しい人なら動物とは無条件に友達になれる」という幻想を抱いている人は、この本を読んで考え方を改めてみてはいかがだろうか。動物の問題は飼い主の問題、ということをサラッと教えてくれる本。イヌ以外の動物を扱う人が読んでもおもしろい。
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一年くらい前に、図書館から借りて読んだ。ナショナルジオグラフィックの番組で、シーザーさんをみて、あれ?と思いもう一度読んで見た。うん、おもしろい!ということで、原書ペーパーバックとともに、Amazonで購入。テクニックではなく、犬が犬であるということを忘れているような、ペットと人の関係を改めて考えさせられた。
運動、規律、愛情
もっとしっくりくる翻訳はないのかなぁ。 -
ウィル・スミスの犬のトレーナーについたり、ドラマ等に犬の専門家として
出演したり、ナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーに出演するなど
テレビ露出を増やしカリスマドッグトレーナーとしての地位を築き上げた
シーザー・ミランの原著Cesar's Wayを翻訳した物。
本書の3/4は彼の経験が語られる事に費やされており、すこし行きすぎた
パックリーダー論に終始している事から、本書を誤りである。と頭ごなしに
否定する向きも多いが、それはJun FennelやTurid Rugaasなどにも
共通している「犬を犬として扱い、よく観察する」という本質の否定そのもの
であると思う。
どうしても読む必要があるかと言われると、甚だ疑問のある本ではあるが
私は、犬をしっかり見て、人間が主導権を握る。という彼の姿勢は評価
できると思う。
また、リーダー論は、リーダー=支配者としてではなく、親や指導者として
読み替えると、もう少し理解しやすくなるのではなかろうか。
実際に、狼の行動学などでもパックが、群れ≒家族という構成なのでは
ないか?という理論を提唱する学説もあるので、リーダー論もどちらが
正否といったような単純な説では無いと思う。
色々な環境下によって違う行動を取るのであり、問題行動の一つ一つに
理由があるので、まずそこから自分の犬をきちんと観察して、原因を探り
自分や犬の行動を糺してゆくと言った意味では、彼の観察眼や態度に
言及する部分については、かなり参考になると思う。
もし、この本を読んで、犬を良く「見る」事の重要性に賛同し、その意味を
知りたいのであれば、Turid Rugaasのカーミングシグナルという本を
読んでみる事をお勧めする。
なぜか、この手の本は2冊目以降や、海外の(名前は通ってないが)もっと
素晴らしいトレーナーの本がたくさんあるのに、翻訳されていないのが
とても惜しいと思う。それぞれの本に自分と犬との関係をより良くしていく
ためのヒントがたくさんあるので、このような本は一つのやり方にに固執
するよりも、いくつも満遍なく読めるほうが良いのだが… -
シーザー・メソッドはわが家の犬にも効きました。犬をしつけるには犬と向きあうときの姿勢が肝心なのだと再確認させてくれた本です。自分で訳しましたが、★5つつけちゃいます。