青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記

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著者 : 高橋絵里香
  • 講談社 (2007年3月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062138567

青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記の感想・レビュー・書評

  • 自分でフィンランドの学校に通う、という決意をした彼女の強さに感動したし驚いた。
    私も小さい頃にムーミンに出会ってフィンランドに行ってみたいとずっと思っていたのに未だにトランジットで訪れただけだ。
    彼女の一直線な一生懸命さが羨ましい。

  • 高校生でフィンランドに3年間留学した勇気と行動力に脱帽!

  • きっと書けないこともたくさんたくさんあったのだろうけど、ここに書かれているのは綺麗ごと過ぎるくらい美しいことばかり。信じられないくらいに。

    自分が行っていた中学校がどんなに酷い状況だったとしても、留学を認めてくれて、その費用を出してくれる両親の元に生まれたということが、どれだけ幸運なことなのか、この子にはきっと分からないだろうな。

    とはいえ、今の日本(の学校)の閉塞感に死にそうな子ども達は沢山居るかと思われるので、「こういう道もあるんだよ」と提示したことに意味はあると思う。

  • 誰かの人生に大きな影響をあたえた本。
    神山町にある「隠された図書館」に収められていた本。神山町に住む人が、進学、パートナーを見つけた時、退職の3度しか寄贈できない本棚にあった。
    みずみずしい感性が心に響いた。

  • 978-4-06-213856-7 286p 2007・3・15 1刷

  • タイトルとカバー写真に惹かれて手に取った、所謂ジャケ買い。

    学校のシステムや国民性が日本と全く違い、読んでいてたくさんの発見がありました。

    遥か遠くのフィンランド、そこへ15歳の少女が1人で旅立ち、異国の地で奮闘し成長していく姿があります。
    私もこれから海外へ旅立つので、違う国ですが高橋さんのように「その国の内側」を知れたらいいな、と思いました。

  • 外国人だからお客さんではなく、
    フィンランドに入り込んでがんばるエリカがいたから
    根気強く話を聞いたり、親身になってくれたんだろうね

    そうして、受け入れてくれた安心感と信頼で
    さらにエリカは、困難に立ち向かえたと思う
    卒試は、本当にミラクルだと思う

    不可能と思われることでもあきらめずに取組むことで
    何かしら結果が出てくるという事は
    私たちも勇気をもらえるよね

    人に対する偏見について
    外国人だとか外見や性格がどうとか
    そういうことに振り回されずに
    その人らしければいいんだよね
    自分を守ろうとして
    アイデンティティにこだわって
    無理に優越感を得なくても

  • フィンランドに行きたい。
    と思うようになってから、何年経つか分からない。
    そんな私にぴったりの本に出会った。

    著者は私より一つ上の女性。小学四年生のときに読んだ「ムーミン」の物語に魅せられ、フィンランドの高校に通うことを決意する。
    彼女の諦めない気持ち、向上心は物凄いもので、一歩踏み出す勇気のない自分がちっぽけに、思えた。
    簡単に言えることではないけど、私も著者のようになりたいし、いつかフィンランドに行きたい!
    コトバの壁を越えて、努力を重ねることの素晴らしさを教えていただきました。
    希望にあふれた素晴らしい本!出会えてよかった*\(^o^)/*

  • 小学生のころに読んだムーミンがきっかけでフィンランドに興味を持つようになった著者。もっと知りたくて16歳の時にフィンランドの高校に留学をします。片言のフィンランド語しか話せない中、留学でしかできない経験を重ねて成長していきます。オーロラが見えるほど寒い北欧の国ですが、暖かい留学の物語です。

  • この方、私とほとんど同じ年齢なのもあって、自分と重ねて読んでしまいました。
    1年目から3年目までの写真、一年ごとに変わっていっている表情にはびっくりしました。

  • これまで読んだ中でも上位に入るお気に入り。
    筆者の素直な心、鋭敏な感性、考えることを大切にする姿勢。

  • ムーミンを産んだ国・フィンランドに憧れ、
    中学卒業と同時に単身フィンランドに留学した著者の話。

    言葉も文化も違う国への体当たり留学は、
    日本では得られない貴重な体験である。

    サンタクロース、白夜、オーロラ、ムーミン・・
    フィンランドときいていくつか、連想することはある。
    日本は結構、フィンランドとかかわりがある国なのかもしれない。

    何より、自分としては、「かもめ食堂」が印象深い。
    あの映画にもアニメ好きな青年がでてくるが、
    「好きなものは好き」「好きじゃないものは好きじゃない」といったことを
    はっきり言うイメージ。
    それは、この本の友達の言動をみても分かった。

    著者に特に親近感が持てたのは、友達とバンドを組んで初めて演奏した曲が
    鬼束ちひろの「Rollin'」だったということ。
    この曲は鬼束の曲の中で一番好きだ。そんな曲(シングルでもないのに)をチョイスする彼女は“本物”!!

    【ココメモポイント】
    ・フィンランドの高校は単位制で、生徒はそれぞれ好きな教科やコースを選んで取ることができた
     P.71
     
    ・消費税も22パーセント
     P.72
     
    ・芸術家っていうのは、ただ自分ですばらしい絵を描くだけじゃなくて、他の人の作品を本当によく見て、
     芸術を解する心をもっているんだよなぁ
     P.95
     
    ・クリスマスの夜には、みんなが幸せになれるんだ。
     きっとそれがクリスマスの魔法なんだ
     P.109
     
    ・ここで出会った人々の笑顔や言葉は、どれも等身大で本物だ。
     いつも本音で語り合い、しっかりと相手の目を見て話をする。
     笑顔も言葉も、その場の雰囲気にあわせてとりつくろったものではない。
     P.180
     
    ・ムーミンによって私が導かれたフィンランドという国には、ムーミン童話の中の世界に在る
     「人間が人間らしく生きるために大切なもの」が実際に、息づいていた。
     P.282
     

  • 読んで今悩んでることがすっきりした。

  • 留学記でした

    旅行の短期滞在ではわからないフィンランドの四季だとか風習だとか行事について知りたくて読みましたが、違いました。
    ホストファミリーとの生活だとか、そういうのを期待してました。

    筆者が困難に立ち向かう姿は感動します。
    が、トラウマをフィンランドに癒された筆者は、フィンランドの人になるんでしょうね。

  • できるかできないか、ということを考えて二の足を踏んでいる暇があったら、まず行動してみること。
    自分の置かれた状況がきついものであるなら、そこから自分の足で動いてみること。
    そしてあきらめなければ道は開けるということを身をもって証明した作者の高橋さんに勇気をもらいました。

  • 筆者の現地高校留学体験談に焦点を充てられている。
    どうして、フィンランドなのか、また筆者の生い立ちから
    筆者が体験した中学時代の教育現場についても触れられている。

    求めていたものは、フィンランドの教育についてであるが、
    自分の求めていたものとは違ったかな。

    内容的には面白いのかもしれないが、
    自分の期待とは異なったため残念だった

  • 中学卒業後、単身フィンランドの高校に留学した道産子の体験記。
    殆どフィンランド語を話せなかった高校1年生が、ついには現地の大学に入学するまでの、心の成長が描かれている。
    「人間が人間らしく生きるため」のヒントが織り込まれた、手に取って良かったと思える一冊。

  • フィンランドの留学記。
    日本との文化の違いがよくわかった。
    フィンランドに留学したくなった。
    とりあえず飛び込んでみるのも良いと思った。

  • 自慢話ばっかりで実用的でもないし、参考にもならない。

  • 2009年面接授業の参考書。その時の先生がフィンランドで本人に会ったらしく、09年で修士課程の院生だったらしい。
    中学卒業とともにフィンランドに留学された勇気に脱帽。もちろんそれを許してくれたご両親もすごいのですが、そんな彼女に無償で教育を受けさせてくれるフィンランドって国がすごい。ちなみに生涯教育なんかも無償だそうです。
    あぁ、日本にも国民のことを考えた政府が欲しい。

  • 個を尊重し穏やかな気質のフィンランド人とその実際の生活が伝わってきた。思春期だからこそ、得られたものも多かったのだと思う。
    日本の教育の閉塞感が対照的に取り上げられているが、日本の学校にも素晴らしい先生はいるはず。また、海外(フィンランド)に行ったからと言って素晴らしい体験が必ずしもできるとは限らないはず。本人の努力があってこその素晴らしい体験だったのだと思う。
    日本人は全体の中で調和することによって生きて来た。歴史・風土的に見てもそれは明らかで、「個」として生きられない閉塞感もあるが、それが古き良き日本の伝統でもある。学校での先生の暴力は一例に過ぎず、それは今も昔も日本においても許されないこと。大切なのは、その文化が歴史的に大切にしてきた美徳や品格を見失わないこと。モンスターペアレントとかいろいろ言われいるけれど、今の日本にはそれが欠けているのではないか。
    いずれにせよ、この時代、どこにいるにせよ、自分の道を信じて、気概を持って自分らしく生きていけることが一番だと思う。

  • この本を初めて読んだときは、何かが体中を駆け巡ったのを覚えています。
    とても素晴らしい本です。

    ぜひ、留学や教育に興味のある人、人生や夢に迷っている人は読んでみてください。

  • これは結構重い本だと思います。日本の中学校で同調圧力に負けてダメになる感じとか凄く良く分かるんだけど,その先がまったくのフィンランドっ子てのは良いのか悪いのか。いや,本人的には全然OKなんだろうけれども。やっぱり高校くらいから留学しちゃうと行った先にアイデンティティが持って行かれちゃうのだな。結局それをどう考えるかということですな。日本に染まる必要はないけど,日本人であることから始めたいよねぇと思ったり。う~ん,良く分かりません。今後彼女がアイデンティティの問題をどう語るかには興味があります。まぁ,地質学部に進学しちゃったしあんまりそんな問題を考えることはないのかもしれないけれども。

  • フィンランドには個性を尊重する風土が根付いているから、みんな正直でいられるんだろうな。他国の文化を知る楽しさに気付かせてくれた本。

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青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記の作品紹介

フィンランドで高校生になる!小学4年生のときに読んだ「ムーミン」の物語。その魅力に導かれてフィンランドへ旅立った16歳の少女が出会ったのは、温かい人々と、真の教育だった。

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