天使の軍隊

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 58
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062140164

作品紹介・あらすじ

2020年10月1日。朝鮮中央放送は、キム・ジョンイル(金正日)朝鮮労働党総書記兼朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)国防委員長が78歳で死去したと報道した。「敬愛する天皇陛下ならびに日本国民の皆様。」で始まる遺書の真意とは…。膨大な情報ストックを、驚異的な知見で読み解き、未来を「必然」として的確に予知する。稀代の作家・佐々木敏が呼び醒ます「未来の記憶」。

感想・レビュー・書評

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  • 中朝戦争物だと宣伝されていたような記憶があったのだが、アフター中朝戦争を舞台としてたのね。

    一時、韓国OUT、北朝鮮INって流れになりそうな気配も実際にあったのにね。(スウェーデンで日朝が接触した頃)

    まあ、この人の小説は読みやすい。
    ちょうど次に「無人の兵団」を読もうと思ってたのでちょうどよかったな。

    ※「バズーカ」はねえよ「「RPG」にしとけよw

  • 非常に映像的な作品。アニメを見ているような感じがする。色々なメカが出来きてなかなか面白いが、これだけ個性のある設定なのでもっと人物描写を話を深くすればかなりの物が出来たのではと少し残念な気がする。

  • 2020年、戦争の形態は大きく変わっていた。戦場では、民間会社が遠隔操作するハイテクロボットが主役。北朝鮮と中国による戦争の後に生まれた非武装緩衝地帯。その地域を取り戻そうとする中国内の過激派がテロを企み、その思惑を阻むため日本の民間「救助」会社が、ロボット「部隊」=「天使の軍隊」を派遣する。
    発想や設定は面白いが、ストーリーは今一つ。人間の描写が適当な感じを受ける。登場人物たちの会話も極めて軽い。惜しい。

  • 佐々木“敏”の初読み。

    ……実は、図書館で本を選ぶ際、佐々木“譲”と間違えたという(笑)。



    文体や台詞回しは、全体に“幼稚”というか“稚拙と感じてしまう”か……といった感じで、自分には合わない作家さんだなと思った。

    でも…奇抜な設定に興味を引かれ、ソレをどう“落とす”のかが気になり、結局は目が離せなくなりつつ読み切ってしまった。

    つまらなくはなかった(^-^)v。

    質の良いスタッフによって、BSかテレ東深夜枠あたりでアニメ化すれば、売れそう(笑)。


    ★3つ、7ポイント半。
    2013.08.01.了。図。

  • ストーリーを楽しむというよりは機械技術や自国の立ち位置の難しさを消化した感じだった。佐々木さんは頭の良い人だなあ・・・うらやましい。

  • 戦場のマリオネット。

  • 740

  • 漫画か。

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著者プロフィール

1949年10月20日生 東京多摩市
1969年 都立駒場高校保健体育科卒業
1973年 東京学芸大学教育学部体育卒業
1975年 同大学院 修士課程修了
1977年 札幌 北星学園女子短期大学に勤務
2002年 北星学園大学に転属 現在に至る

「2014年 『詩とエッセー 煌めきの瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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