野村監督に教わったこと―僕が38歳で二冠王になれた秘密―

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145336

感想・レビュー・書評

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  • 本文の中で最も印象に残った一節を引用します。
    「心が変われば態度が変わる、
     態度が変われば行動が変わる、
     行動が変われば人格が変わる、
     人格が変われば運命が変わる、
     運命が変われば人生が変わる」
    野村克也氏が特別寄稿した
    まえがきに書かれています。
    その通りだとは思うのですが、
    私はなかなか現状を変えることが出来ません。
    なので一段と心に残りました。

  • 基本的にはノムさんへの感謝を綴った本。
    字数がそんなに多くないので、一時間そこらで読了。
    印象的なのは山田久志と伊原に毒づいてるところ。
    特に山田への恨みは深いようだ。
    あと、マー君をべた褒めだったのと、嶋に割と辛口だったのがちょっと意外だった。

  • 自宅ソファーで読了(56/100)
    野球関連二連チャン。

  • 山﨑武司の自伝。
    野村監督に教わったことで40近くになってからでもさらに伸ばすことができるし、考えることがいかに重要であるかを教えてくれる。

  • 当時、楽天で2冠王に輝いた山崎氏が野村氏とともに上司との関係を書いた本。本人は、今年から久しぶりに中日復帰となりますが。

    内容は、野村監督と最初あわないと思っていたが、人間形成を考える野村監督の配給の読みによって、自分が再生したこと。そして田尾監督がフォーム改造からの流れでうまくいったことを書いている。

    本人は中日をFA宣言する際に、次期山田久志監督に残留を頼まれてFAで残留したが、監督との関係が悪くなったこと、トレード先のオリックスでも伊勢監督とあわなかったことを結構辛辣に書いている。

    ただし、上司との関係もさいころの目のように、次に何が出てくるかわからないようにわからないと書いているところが彼らしい。

    昨期は成績が低迷しましたが、中村紀のように最後に地元中日で復活してほしいと思った。

  • プロは大変だ

  • 野村監督が出した本ではなく、部下が野村監督について書いた本なので、興味をそそった。野村監督自身が言いにくいような事、部下だから言えるような野村監督の資質などが書かれていて面白かった。

  • 阪神の金本選手同様に現役の選手が本を出版すると言うことは実力、人間味がないとなかなか出せない。
    「考え方を変えれば、生まれ変われる」と野村監督からの言葉で今までの野球に対する取り組みを変え見事38才でホームラン、打点の2冠王になったのはたいしたもんだ。

  • 東北楽天ゴールデンイーグルスの主力選手として、2007年には本塁打・打点の二冠王に輝いた山崎武司選手。「野村再生工場」といわれる野村克也監督のもとで、自分の考え方がいかに変化したかを、著書に述べています。
    2008年2月の出版ですが、先週実家に帰ったとき、父が買ってきていたようで、家に置いてありました。自分は野球も好きですので、気になって読んでみました。

    もともと山崎選手は理論家ではなく、(「来た球を打つ」といったような)感覚でバッティングをする部分があったので、町のつく理論派である野村監督からの刺激は大きかったようです。また楽天に移籍する前のチームでは、監督とそりが合わず、働きがいを失ってしまっていた部分もあるようで、問題児だと思われていたのが、監督との信頼感で、選手のパフォーマンスはここまで変わるものなのだ、とも感じます。

    自分の立場を山崎選手のそれに置き換えるのは、うぬぼれも甚だしいかもしれませんが。似たようなところはあるかもしれません。
    2009年に転職したものの、思ったような仕事をさせてもらえず、1年あまりで退職。この2月から3社目に転職しますが、そこでは自分は最年長のほうに入ります(何しろ、社長よりも自分のほうが年上)。すぐに結果を出さないといけないでしょうし、若いメンバーを引っ張っていく立場を求められるかもしれません。
    そういうことを重ね合わせて、自分の感情で動いていた山崎選手が、野村監督のもとで役割と責任を与えられ、若手を引っ張っていく立場になっているのが、印象的でした。

    山崎選手自身は、年上だから自分のいうことについてきてくれる状態は好ましいとは思っておらず、若いリーダーが出てきてほしいと著書で述べています。その気持ち、何となくというレベルでわかっているつもりですが、実際に同じ立場になるようなことができれば、実感できるのかなあ。
    ともかく、自分としては、新しい勤め先で、まずその信頼を勝ち得るところまで行かないと。

  • 山崎って以外とマジメなヤツなんだって話。
    ゆくゆくは楽天のカントクになるでしょう。
    そのトキもあの爆音ランボルギーニで球場へやって来るコトでしょう…

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著者プロフィール

山崎武司(やまさき・たけし)
1968年、愛知県生まれ。元野球選手。
プロ通算403本塁打のスラッガー。中日、オリックス、楽天、中日と渡り歩き、現役生活27年。若き日に中日で本塁打王を獲得するが、オリックスに移籍後、首脳陣と軋轢があり、リストラされるも、楽天で野村克也監督と出会い、40にして開花。史上3人目の両リーグでの本塁打王、41歳での100打点は史上初。
2013年に引退後はモータースポーツへの転身を表明。あくなきチャレンジ精神を見せる。また、野球解説者として活躍し、多くの講演も手掛ける。
著書には『野村監督に教わったこと』(講談社)などがある。

「2014年 『40代からの 退化させない肉体 進化する精神』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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