- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062149617
感想・レビュー・書評
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光秀の人間性好きです。これまで信長や秀吉の影になっていて本当の姿を見せてこなかったのは残念です。何が本当なのかもっと知りたいです。
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信長の天下布武しか戦国時代を終わらせられないと信じ、疑念を抱きながらも役割に徹した光秀。信長の非情さは増していき、自分の身にも危険が。謀反を決心するが、それは細川藤孝と羽柴秀吉が仕組んだものだった。
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乱世を静めて天下平定を果たしたのは光秀なり。生真面目さゆえに、苦悩の末の自虐的謀叛が本能寺の変であったという、安易な定説にメスを入れる。
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明智光秀、小平太
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ホントのことは分からないにしても、面白い。明智光秀の見方が変わる。
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主人公は明智光秀ですが、物語は、明智光秀の配下であった忍びの回想という形が取られていて、たまに幕間として、忍びの存念などが語られています。
もちろん、忍びの存念というのは、作者の考察のことで、ちゃんと幕間として分けられているので、話がごちゃごちゃせず、物語に没頭することができました。
自分では朝廷陰謀説が一番真実に近いかなと思っていましたが、この本を読んで、こういうこともありえたな、と思ってしまいました。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-821b.html -
下巻でも人の出世や保身の欲望が巻き起こす悲壮感をこれでもかと感じさせられる。しかし光秀ら主人公たちの最後まで色褪せない信念と、爽やかな終わりに救われる。