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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062152563
感想・レビュー・書評
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日本人でありながら、歌舞伎の事を国外にいる人に理解してもらえるように、少しでも知っておきたいと、思って手にした本である。
幼き時に、見た歌舞伎は、着物姿の役者と、花道を渡る時に、観客からの声援だけが、記憶にある。
さてさて、この本が、収録している13の作品が、掲載されている。
初めから、カタカナ文字が、飛び出してきて、なんとも変わった作風であり、著者 水原紫苑氏のシオンが、登場している。
面白そうかもと、思いながら、ずずずい・・と、読み出したのだが、、、、
本当に夢物語りである。
原作の歌舞伎の面白さを伝えたいのだろうが、、、、、これは、夢がたりでなく、著者の妄想の話である。
最後の方になる「一条大蔵譚」になると、下品極まる言い方で、歌舞伎の話を個人の妄想話にしているみたいになっているのが、とても気になってしまった。
「野崎村」113ページの「お染の母は、久松を思い切って、山家屋へ嫁に行くように・・・」と書かれているが、久松は、男である。
久松でなくお染の間違いであろう。
歌舞伎の事を知りたかったが、この本は、少し残念な気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代という時間の中に人知れず存在する、歌舞伎の物語/人物たちの世界。
「愛は常に非対称」
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