東京洞窟厳選100 穴があったら入りたい!「地底の別世界」

著者 :
  • 講談社
3.19
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本棚登録 : 77
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062156592

作品紹介・あらすじ

圧倒の「穴」世界!鍾乳洞、海蝕洞、人造洞窟etc.闇歩き案内人が厳選した形も場所も特徴も違う"穴場"な東京名所の数々。

感想・レビュー・書評

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  • 東京圏一都三県にある100か所の“洞窟”の紹介&探訪記。
    一か所につき1~5ページ。簡単な場所データ有り。写真小さめ。
    洞窟といっても“穴”というか・・・トンネルや地下壕、横穴の墓、
    公園の遊具等、自然物も人工物もアリな100選の探訪記です。
    文章は、きっちりorユルめorおちゃらけの混合で、
    力がこもったものから、
    これだけ?(1ページ3行とか)なものと様々。
    まぁ探訪しての想いというのかな?
    紹介の中に別の洞窟が太字で紹介されているのだけど、
    それが本当の名称とそうでないのも入り混じって、
    わかりにくい。
    む~索引があったらよかったのにぃ。
    ただ、著者の“洞窟”探訪の熱情はヒシヒシと感じられて、
    面白さは伝わってきます。
    吉見百穴は行ってみたいなぁ。

  • 穴厳選100です。一応ガイド本のつもりのようである。洞窟じゃないけど、穴。穴は女性だというが、女性で、産まなくても生まれたんだから、穴には興味があるのかなあ。女性性に持ってかれるのはちょっと。写真が楽しい。

  • 超期待の本だったので気合を入れまくって読みました。が、コレ詐欺じゃないっすか的内容。穴だったら何でもイイのかよってのと関東一円は東京じゃねーよと。筆者の穴に関する好奇心はお見逸れするが、僕の求めていたミステリアスさとかは無く、また時代の遺構も紹介されているがそんな簡単で良いのかよという内容。僕が期待し過ぎていたと言われればそれまでだがかなりショック大な一冊。。。

  • 洞窟、トンネル、くぼみマニアである著者が厳選した(?)関東近辺にある穴ガイド。

    とはいいつつも、1項目にいくつもの穴が紹介されているし、解説もまちまち。ガイド本ではなく、エッセイとして楽しむべき一冊。

    文体が砕け過ぎていて、好き嫌いがありそう。最初はblogからの書き起こしかと思ったほどである。

    全体的にはあまりお勧めできない。

    「穴は基本的に濡れているものだし、濡れていると入りたくなる。」の一文にはシビレた。

  • エッセイではなくガイド本。

    巻頭のカラー写真と、巻頭、巻末のコラムがすべて。

    中身のガイドについては、洞窟によって文量の多い少ないもあるし、力の入れ具合も結構違うので、読み物としてはイマイチ。
    巻頭、巻末のコラムの文レベルだったら、もっと穴をしぼった穴観光(観闇)エッセイを読みたいと思った。

    多摩動物園にあるグローワームの洞窟は、ぜひとも行ってみたい。

    読みながら、鎌倉を見仏であるいたときのことを思い出した。
    切通しは、穴が沢山あってよかったなー。周辺のお寺も穴だらけだったし...と。

  • 穴があったら入りたい!穴大好きな穴組を結成している僕ですが、この本は次の穴組活動を計画するのに必携の一冊です。
    データが多めでもう少し写真が欲しい気もしますが、穴の魅力は実際に行って肌で感じるべきですので行ってからのお楽しみと言う事で。東京近郊だけでなく地方版も欲しいな。

    良い穴ライフを。

  • いわゆる「コア趣味」本

    ただもっと無駄なロジカルというか科学的切り口がほしかったかなー

    情景描写と主観妄想が多すぎる気も。

    歴史とか追うのはありだと思う。洞窟に行きたくなる。

  • タモリもすでに64歳になんなんとするのだから、いつまでも「笑っていいとも!」や「ミュージックステーション」などといった低レベルの番組をやらないで、真の究極のタモリにしかできないことをやるべきだと思ってきたことがようやく実って、NHKの「ブラタモリ」が始まりました。町を見る彼の眼・視点がやっぱり面白くて、

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著者プロフィール

中野 純
<プロフィール>
体験作家、闇歩きガイド。一橋大学社会学部卒。闇をテーマとした文筆活動やナイトハイクの案内の傍ら、夫婦で少女まんがの専門図書館「少女まんが館」を運営。主な著書に『「闇学」入門』(集英社新書)、『闇と暮らす。』(誠文堂新光社)、『庶民に愛された地獄信仰の謎』(講談社+α新書)、『闇を歩く』(光文社 知恵の森文庫)、『月で遊ぶ』(アスペクト)、『少女まんがは吸血鬼でできている』(大井夏代との共著、方丈社)など。東京造形大学非常勤講師。

「2022年 『闇で味わう日本文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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