- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156806
作品紹介・あらすじ
還れ、日本人の心に。
物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ「生(いのち)の完全燃焼」を激烈に問う。
<本文より>
●「現代人は物事を理解しわかろうとし過ぎる。人生や人の心、果ては、あの世から宇宙そして未来にまで及んでいる」(「わからぬがよろしい」)
●「そうなのだ、書物は口を利けないのだ。そして、この魂の対話なき読書は読書ではない」(「読書論」)
●「余計なものを捨てても捨てたことにはならない。前へ進むためには、大切なものを捨てなければならないのだ」(「捨てることについて」)
●「死がなければ人生の意味は何もない。自由自在に動き回って、愉しむことができるのは、還るべき『永遠の家』としての死があるからなのだ」(「運命を愉しむ」)
感想・レビュー・書評
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今まで読んできた本の中で、このような考え方が書いてある本に出会ったのは初めてでした。悪く言うつもりはありませんが、今はやりの自己啓発本が薄っぺらいものに感じてしまうような感覚になりました。
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日本で楽しく暮らす「世界一」のマニュアル本だと思います。
理由は、人類が文字を発明してから、20世紀までの全ての人類の英知(哲学、歴史、科学、宗教 など)を全て凝縮し、幸福とは、人生の楽しみとは、生死とは、といった普遍的な問いに解を得て、記載してある本だからです。
著者は今でも大量の本を読み、日々研鑽を積んでいるそうで、会社の経営と、美術館の館長と、製品研究の全てを体当たりで実践している、現役の思索家です。
※学校での国語教科が好きだった人に薦めます。 -
初めて読んだ時から何回か読んでます。
自分がブレた時や迷った時に読むことが多かったんですが。
最近はうまくいってる時に読んでます。
今までは本来の自分を取り戻す時に得てた気がして、そこから深くはいけなかったんだなと思ってます。
調子の良い時こそ読むと新しいものが見えて来ます。
この本の深さは底知れないです。
一生付き合っていく本のひとつです。 -
初めて出会う世界観だった
物事の見方の幅が広がったと思う -
”<抄録(抜き書き)>
<きっかけ>
人間塾 2018年12月課題図書” -
現代の武士を見る
五臓六腑に言葉が濃厚に染み渡る。 -
人生の親となりえる良書に出会えた。
物質的社会に疑問をもち、様々な事柄を自分なりに考えてたどり着いたのが歴史から学ぶことであった。
この書は、それを日本人としての視点として言葉で示してくれている。
そこに共感でき、涙し胸が熱くなる。
人は憧れで生きている。
人生の指南書として愛用中。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:159||S
資料ID:51600064
著者の執行草舟(しぎょうそうしゅう)氏は最近注目の思想家です。常翔学園には著者の本は1冊もないので、このたび推薦させていただきました。
(生化学研究室 大塚正人先生推薦) -
「点より生ず」が一番心に響いた。