年収600万、子どもの偏差値40以上なら、医学部に入れなさい

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062156998

感想・レビュー・書評

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  • 経済的な面で進学を断念するのではなく奨学金などを有効に活用することなどを励ます内容で受験に臨む親子のやる気を引き出すようなタイプの本です。勉強の合間にテンションを上げるために読むと良いのでは。受験本というとインパクトのあるテクニックに偏ったものや短期間で成績を上げることに注意を向ける無理あるものも結構多いですが、この本は挑戦的なタイトルの割にそういった類のものではありません。教養そのものを身に着けることが大事であること、なぜ英語の勉強のためには文法が欠かせないのか、といった点がTOEIC受験の人気からも書かれています。私立大学医学部の学納金ランキングなども載っており、学齢期のお子さんを持つ方には一読の価値はあると思います。

  • 教育格差が叫ばれる中、子育てって厳しい〜と思っていたのですが、本人のやる気さえ有れば偏差値40でも「医学部」というステイタスの高い世界に入れる。という本です。

    ただし、入学時に1,500万円程度の費用は必要だとしています。逆にそれさえ払う事が出来れば、私学でも医学部の奨学金は充実しているので、その後の就職などを約束すると授業料を払ってくれるなどのシステムがあるということでした。

    ん〜、小学校からは、頑張って勉強させる必要があるのかなぁ〜と、思っていたんですが、ほどほどで良いかと思いました。ちょっと、視野が広がります。

  • なんとも評価の難しい本である。題名の年収600万であれば国公立に浪人するよりも私学に入れたほうがいいという。私学は学費が1桁違うためににわかには信じられないが、奨学金などがあるという。
    ただし、初年時の入学金だけでもべらぼうで、いわゆる寄付金の入金が可能可動かという点も入学には考慮される私学がある。なんらかの担保で、借金さえできれば医師の生涯賃金から借金を返済できるというのは本当であるが、借金ができるかはなんとも言えないし、奨学金も必ずもらえるとは限らないため難しい。
    保護者がかなり小さい頃から私学の医学部を目指して資金繰りを計画しないと無理というものである。そういう意味では、子供だけでなく両親も加えた総力戦であり、どちらが欠けても卒業できない。

  • 男尊女卑…

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著者プロフィール

岐阜県下呂市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)英語学科卒業。医系予備校「進学塾ビッグバン」主宰歴18年、河合塾英語科講師歴32年。教え子の数は延べ8万人以上にのぼる。1979年に『京都よ、わが情念のはるかな飛翔を支えよ』(集英社)で第3回すばる文学賞受賞。2010年より神奈川歯科大学客員教授。『年収600万、子どもの偏差値40以上なら、医学部に入れなさい』『子どもを医学部に合格させる父親はこうやっている』(ともに講談社)のほか参考書、問題集、小説など多数の著作がある。

「2014年 『逆算式勉強法なら偏差値40でも医学部に入れます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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