- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062157940
作品紹介・あらすじ
内容紹介
発達障害と情緒障害がすべてわかる決定版!
ADHD、アスペルガー、自閉症、摂食障害、不登校などの対処法とは?
豊富な症例をもとに、治療法を具体的に説く。
教育関係者、小児科医から保護者まで必携の書。
児童精神医学の第一人者・杉山登志郎先生監修
●発達障害の診断と鑑別
●発達検査・知能検査
●治療とフォローアップ
●子どもと関係を築くコツ
●薬物療法
●問題行動の理解と対応
●小児心身症への対応
●摂食障害の理解と対応・心理治療
●子ども虐待への対応
●性的虐待を受けた子どもへの対応と支援
●不登校への対応
●心療科の入院治療
●心療科に関連した福祉制度
感想・レビュー・書評
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杉山先生をはじめ、児童精神領域のエキスパートの先生方が
書かれた本で、大変読んでいて理解が深まりました。
愛知県は発達障害の診療やフォローに関してとても
進んでいると感じます。
特にあいち小児やコロニーなどの発達心理学を熟知した
先生方がそろっており、子どものフォローだけでなく
同時に、親のフォローもしっかりしてもらえる体制を取っている事は
大変素晴らしい事だと思います。
沢山の発達障害の本が出版されていて、中には「これは?」と
思うものも多いですが、発達障害に知識の無い方が読んでも
すーっと入ってくる本だと思います。様々な児童精神領域に関する
内容で大変為になりました。親だけでなく教育関係者の方々にも
ぜひ読んでいただきたい一冊と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
参考になると同時に、怒りがこみあげてきました。支援を必要とする子供はこれほどにもたくさんいるのに、ケアするための人員・施設は絶望的に不足している。老人のための施設はこんなにも増えてきているのに。なんで?票にならないから?それで今どきの母親はケシカランとか言ってる?沈む船の上で、最初に助けられるべきなのは子供だと思うけど、この国では高齢者が最優先だ。
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児童精神科医がもっと増えて、適切な医療が必要な人に提供されるようになればいいと思った。
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少し時間がかかりましたが読み終わりました。
非常に中身の濃い一冊だったと思います。
気になる箇所を読み返し読み返しすることで、自分の中に知識として取り込みたいです。 -
児童精神科領域について、こどもへの支援を協力する立場の人と知識を共有するために書かれた本だと感じた。治療方法や疾患の理解など、誤解しやすい部分に配慮しながら記載されているので、読みやすい。
学校はどのように医療機関と連携していくべきなのか、考えさせられる一冊だった。