囮同心 深川醜聞始末

著者 :
  • 講談社
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062161046

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 深見十兵衛は、北町奉行所の隠密同心。
    今回は、遠山左衛門尉から直接頼まれた。
    付け火の罪で、牢に入っている卯ノ吉が無罪を主張。
    ふに落ちないと言うのだ。

    稲葉稔のハードボイルド時代小説。

  • 材木屋の女将が浮気。バレそうになると、自店に放火。
    逃げ遅れて怪我、床に臥せる。馴染みの仲買人に相談。
    関係者を殺害。女将は薬で自殺。
    嗅ぎまわる同心を亡き者にしようとして御用。

    動機が不純で弱い。
    醜聞を隠すためだけに人を殺すか。
    女将と仲買人に何かあったのではないか。

  • 稲葉稔先生の作品

    隠密同心なんだそうですが、実際の職制
    としてはありません(言わずもがな)
    意外と読みやすい作品でした

    また、他の作品も見てみるかな?

  • タイトルがかっこよくて。
    お奉行に、直々に火付けの再捜査を命じられた隠密同心、十兵衛。早速を捜査を始めるが、その先々でさまざま不穏なことが…。
    読みやすくておもろかったです。というか、同心の中間管理職的な葛藤が切ない…(笑)

    「町奉行というのは、都知事と警視総監と裁判所所長を兼ねたような存在だ」
    いえすごく分かりやすいのですが…ものすごく違和感が(笑)

著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

稲葉稔の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×