マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選2 失敗の技術 人生が思惑通りにいかない理由 (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選 2)
- 講談社 (2010年8月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162388
感想・レビュー・書評
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人々が思う些細な「なぜ?」をうまく話題として捉えている。
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図書館
挫折 -
"マルコム・グラッドウェルさんのコラムは洞察に富んでいてとても面白い。
今回のお気に入りは
・画像をめぐる問題点
・失敗の技術" -
編集者様よりご献本いただく。
書評:
<a href=\"http://rashita.net/blog/?p=4296\">書評 失敗の技術(マルコム・グラッドウェル)</a>(R-style)
<a href=\"http://cyblog.jp/modules/weblogs/4206\">問題の本質を取り逃がさないための一冊</a>(シゴタノ!)
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冊目。
いやー、実に面白いね。ニューヨーカー特有の洗練されたユーモア、そして思わず引き込まれている話しの裏には、社会科学の最新の知見がひかえている。
この第2集は、意思決定の誤りを中心の話題にしていて、このへんは自分の関心領域のかなり中心部分。人間の認識の限界性や心理的な誤謬などなどが、エンロンのスキャンダル、イラク戦争、9.11、チャレンジャーの爆発などなど、だれでも知っているような事例を踏まえながら論じられて行く。
3冊目が楽しみですね。 -
著者の着眼点が面白くてそんな見方ができるの的な気づきが楽しかったです。
全てはその切り口の鮮やかさなのかと思います。印象論とかセオリーとかバイアスとかそれらをかいくぐってちょっと調べてみると、最初思っていた事とは異なる現実があったりします。
革新的な発想がある訳ではなく、事実の捉え直しがほとんどですけど、それだってちゃんと前に進んでるってことなんだと思います。 -
この巻はまさに、常識を検討するという感じだった。
公開されていた秘密では、そもそも前提を考えさせられた。
110万ドルのマレーは絶望的だった。
マンモの話は議論されてることも知らなかった。
ピルと生理の回数はもっと宣伝されていいし、点と点を結べと爆発はあるいみジャーナリスト批判にも繋がりそう。
失敗の技術は詳細に検討された別の本へ譲る感じ。
ともあれ内容が濃かった。