北天の巨星

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162852

作品紹介・あらすじ

自らを逆賊の子孫と語り、北方貿易で国を富ませ、戦につぐ戦で羽州に本格的な戦国大名の名乗りを上げた安東愛季。この男がいたから羽州の民は生かされた。知れば知るほど魅力に溢れる男を奥州の視点で捉えたもう一つの戦国絵巻。北斗七星にたとえられた武将を描く、感動の超大作。

感想・レビュー・書評

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  • 出羽の地に君臨した大名である安東愛季が主人公です。

    安東一族は蝦夷の末裔であることを誇りとしていて、一所懸命の農牧民ではなく、海の豪族で、あまり農地が発達していない頃から、蝦夷が島(北海道)や敦賀の若狭との貿易により、富を蓄えていたようです。

    この本で、蝦夷が島をはじめとする北方の島々の話やアイヌ民族の様子など、知らない地域の話を知ることができたのでよかったです。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-1c55.html

  • 秋田の歴史がよくわかりました。内容は戦国ものとしては普通かな。

  • 秋田などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1956年東京生まれ。1997年『算学武芸帳』(朝日新聞社)で朝日新人文学賞、2006年『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(新人物往来社)で歴史文学賞、2014年『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)で日本数学会出版賞を受賞。そのほか『小説日清戦争ーー甲午の年の蜂起』(影書房)、『13歳の娘に語るアルキメデスの無限小』(岩波書店)、『方程式のガロア群』『世界はeでできている』(いずれも講談社ブルーバックス)など、数学分野の著書も多数。

「2023年 『「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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