- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062172264
作品紹介・あらすじ
地球のいたるところに、常識からはみ出す人を増やすこと。
自由に自分らしく、生きた証となるような仕事に情熱を燃やす人を増やすこと。
自分だけ満たすのではなく、社会とつながる人を増やすこと。
人に貢献することで、自分の人生を輝かせる人を増やすこと。
これが僕の「世界征服計画」だ――。
自分の人生を人の期待通りに生きる必要なんてない
感想・レビュー・書評
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評価
★★★★★ 毎日読みたい
★★★★ 引越しても持って歩きたい
★★★ 仕事の優秀な道具
★★ 人に推薦したい
★ 途中で読書中止 -
うーん、私もこんな感じで実行してますね、という感想。
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大学院に勝る1年間の自主学習(1万ドル以下)
・エコノミストを毎週定期購読
・すべての国名・首都名・現在の大統領や首相の名前を覚える
・世界一周航空券を購入して旅する
・世界の主な宗教の聖典を読む
・語学学習用のポッドキャストを入手し、1度に20分、学びたい言語のエピソードを聞く。これを週5回、1年間継続。地元に外国語会話サークルがあれば1週間に1度参加して会話を実践する。
・1年間で少なくとも3つの新しい技能を身につける
写真撮影、プログラミング、武術など。
・30冊のノンフィクションと20冊の一流の文芸作品を読む
・スポーツクラブに通う
・プレゼンテーションや公園が平気でできるようになる
・ブログを立ち上げる
・書く技術の実用書を買って文章を書く勉強をする -
この人は本当にノマド。旅をしながら仕事をしている。
東京をウロウロしながら、喫茶店やファミレスで仕事をしているのとは、わけが違う。
「小さな友軍」の考え方や、「パーソナルファイナンス」など、役にたつ考え方だ。
そして、「トラベルハッキング」については、僕はもう少し勉強してもいいだろう。
いずれにせよ、「自分でルールをつくる」のは、今、もっとも興味があること。 -
副題に「ノマドワーカーが贈る〜」とあるが、内容はノマド関係に限らない。仕事と人生を変えるための提案をする本。テーマは「自分が望む生き方をしながら同時に他の誰かを助ける」こと。
他の本に書いてあることもあるが、どのページも人生に前向きに取り組もうという気にさせられるヒントに満ちている。翻訳が良いのもあるだろうが、気楽に語りかけるような親しみやすい文体が良い。 -
ノマドワーカー、クリス・ギレボーの「生き方戦略」とでも言うべき一冊。
書評など:
<a href=\"http://rashita.net/blog/?p=8453\">【書評】『常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」』(クリス・ギレボー)</a>
<a href=\"http://rashita.net/blog/?p=8472\">クリス・ギレボーとの共通点</a> -
クリス ギレボー著「常識からはみ出す生き方」講談社(2012)
*守り続けている哲学に教祖はいない。これまでのところ良くも悪くも自由が最高の価値のあるものだと考え、それを軸に人生を構築することを学んできている。
*自分が本当に望むものを手に入れながら、同時に独自の方法で他の誰かを助ける。それが一つに収束した状態を世界征服と呼んでいる。自らは冒険に満ちた生き方をしながら、一方で自分以外の人々に大きな変化をもたらす生きた証(レガシー)の残そうと真剣に取り組む。一所に身を落ち着ける必要も、ちっぽけなことを受け入れる必要もない。
*絶対に公開しないという哲学を身につけることで、大局的にみて大きな変化を経験している。行動を起こさなければ、疑念と恐怖心が生まれる。行動を起こせば自身と勇気が生まれる。恐怖心を克服したければ、家で考えていてもダメだ。外に出て動き出せ。
*「普段はこうすべき」という人に要注意。人はなぜ本当にやりたいことではなく、人から期待されることをやるのだろう?それにはたくさんの理由がある。無気力、変化への恐怖、やりたいことをやればいいと言ってくれる人がいないなどなど。もうひとつ理由がある。それは、権力者が巧みに身の程を思い知らさてくれる。権力者の多くはいわば門番である。門番とは、他人の選択を制限できる既得権を持った個人、団体。創造的な成功を実現するには乗り越えなければならない障害物のことを指す。つまり門番とはNOを突きつける人々である。
*普通を守る門番が仕掛ける罠には、(1)なぜなら〜〜作戦、(例:なぜなら誰かがそういったから、なぜなら普通はこうだから)(2)それが人々(国民)のため作戦、(例:はみ出す選択をするとそのせいで他の人間に害がおよぶという考え方)、(3)ハイアーパワーに訴える作戦、(例:神、上司、組織、会社、一般的な権力者などで、社会の規範や非公式なルールに言及する場合など、なぜなら〜という答えで十分ではない場合はハイアーパワーの名を借りる)、(4)⚪︎⚪︎だったら事情は変わるだろうという予言作戦、(例:歳をとれば、こともがいれば、責任をもてばなどで、おそらくそれは事実だとおもうが、変化を受け入れる覚悟を決めればあとは自分次第)。
*ルールを変えれば習慣に勝てる。また、何が正しいかは時代とともに変わる。何かが実行されるやり方に不満なら、それを受け入れる必要はない。
*行動することで人生をコントロールする。自分自身の能力こそ最大の防御。すべきことは出来事に対する解釈の仕方を変え、環境を変えるために行動にでること。
*起業家とは1日24時間自分のために働き、1時間ですら他人のためには働かない人間のことである。
*自分で事業を起こすことはリスキーだと思う人もいるが、本当のリスクは防御策を外(自分以外)の力に任せていることにある。
*お金と幸せの間には相関関係はある程度の額まではあるが、それを超えるとほとんど関係がなくなる。
*倹約と出費。(1)本当に価値を感じつものに喜んでお金を出す。(2)価値を感じないものにはできるだけお金はださない。(3)すべてが同じ条件であればものよりも経験に価値を置く。(4)投資することは長期的な貯蓄をするのと同じくらい重要なことである。 -
思いがけず今日著者に会えることになったので再読。
改めて本書の持つインパクトの大きさと著者の真摯な人間性を感じました。