- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062177429
作品紹介・あらすじ
「死ぬのが怖い」ことをちゃんと考えれば、「生きること」を再発見できるはず!無宗教の日本人のために「死の恐怖」をはじめて真剣に論じた、全国民の必読書。
感想・レビュー・書評
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内容は普通なのだが、僕の思想を理解させるために人に読ませるにはかなりぴったりな本だ。親にも一応おすすめしておいた。親の頭で理解できるかは微妙だが。それと、「種の保存」論だけは許しがたい。「遺伝子の保存」だっちゅーに。ローレンツか。また、悟りとは永続的なものではなく瞬間的なものである、というのはとてもすばらしい見解だ。僕が釈迦に対して抱いていた不信感に一気に説明がつく。前野先生の仏教解釈は、石飛道子先生の影響を受けているようなので、彼女の本も近々読みたい。究極のリラックス状態、というのにはどうにも賛同しかねるが。
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理解できない部分もたくさん、まあ自分のコンディションのせい、思考してないせいなんだろうけど
学び
宇宙規模で捉える
幻想なんだろう
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図書館でたまたま見つけた
著者の知識の広さにはびっくりする
科学的な話になったあたりは若干ついていけなかった -
面白かった!
読んでて前向きな気持ちになれるし、自殺についても否定的じゃない…深く考察してあり、広い造詣がある。
すごいですね。
読んでいて程よく力が抜けていく感覚があり、私も「達人」を目指したくなります。
周りを見て、自分を見ない…自分と他人を比べない、すごくむずかしいことだと思うけど、そこをうまく言葉に落とし込んでくれてある。
死と向き合い、そして生、幸せと向き合う姿勢。
自分なりの幸福を追求していこうという気になれる。 -
死ぬのが怖い、を超越する七つのルート。
1. 心は幻想だと理解する道
2. すぐ死ぬことと後で死ぬことの違いを考える道
3. 宇宙サイズの視点に立って、自分の小ささを客観視する道
4. 主観時間は幻想だと理解する道
5. 事故とは定義の結果だと理解する道
6. 幸福学研究からのアプローチ
7. リラクゼーションと東洋思想からのアプローチ
こう書くといかにもスピリチュアルな内容かと思われそうだが、中身は科学者として骨太のロジックになっている。答えのない問いではあるので、要所要所に考察と推察は入るものの、中身は腹落ち感のある内容となっています。 -
工学→ロボット開発→幸福学の前野隆司が「『死の恐怖』をはじめて真剣に論じた、全国民の必読書!」(帯)だということで読んでみたが、クソつまらない本でびっくりした。お金も時間も無駄になるので読まない方がいいと思う。
前野は「死後の世界は存在しない」という立場に立ち、それを「科学的に、論理的に」説明するという。
しかしその内容が…
たとえば、死後の世界が存在しないと言える理由の一つに「死後の世界に学会が存在しないから」を挙げる。
???????
日本に「学会」ができたのなんて、たかだか数十年前のことですけど…。学会なんてなくても、日本は存在したし、日本に限らず、今でも「学会」など存在しなくても存在している世界はいくらでもある。
これのどこが「科学的で論理的な」説明だというんだろう???
これで「真剣に論じた」本なのか????
ギャグなのか???????
「今自分が体験している世界」だけを頼りに、「それとは違う世界」があるのではないか?という視点には全く立っていない。これは、別に、死後の世界ではなくても、たとえば、動物の世界、昆虫の世界、魚の世界は、人間の体験している世界とは全く違うけれども存在している。いわんや死後の世界をや。
別に私は「死後の世界がある」という立場に立つつもりも全くないのだが…
こんな本が、「科学的で論理的」で「真剣に論じた」本だなどというのだから、講談社も気が狂ったのだろうか。
全編、科学的でも論理的でもなんでもない、自分がこう思うのだ〜というのを垂れ流してるだけで、全く納得どころか共感もできない。ただただ、反感だけが募っていく腹立たしい本。 -
再読すること。
クオリアの意味。 -
ニヒリズムは積極的無常感か
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ふむ
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サイエンス