ハンナの記憶 I may forgive you

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 78
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062178068

感想・レビュー・書評

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  • 被災地以外の3.11のあとのことが書かれているので、
    子どもたちに手渡すにはケアが必要かもしれない。
    と思うが、意外と受け入れるのかなぁ。

  • 直接の戦争体験談を聞く機会もほとんどないいま、本から知る情報は大きいなと思う。
    家出をしてきたおばあちゃんに届いた外国からの手紙。
    地震で崩れた荷物の中から見つけた、古い交換日記。
    おばあちゃんが忘れようとしている戦争での記憶に、中二の波菜子が向き合う…。

    戦時中、日本に暮らしていた外国人やその家族にどのようなことが起こったのか、物語を読み進めるとわかります。

  • 著者と波菜子の思いは伝わってくるけれど、ストーリーのための強引な会話が気になって途中でしらけた。特に波菜子と工藤さんの会話とか。
    それから面白い題材をあれこれと入れ込んでいるのに尻すぼみな感じで消化不良。

  • おばあちゃんの戦中の記憶と私の東日本大震災の記憶・・・
    忘れないようにという思いが伝わる

  • 忘れてはならないことをどのような手立てで行っていくか、学生のアイデアがよかった。

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著者プロフィール

1971年、東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。構成作家として主にNHK Eテレの子ども番組の制作に携わる。2006年、「タイドプール」で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、同作にてデビュー。21年、『サンドイッチクラブ』(岩波書店)で第68回産経児童出版文化賞〔フジテレビ賞〕を受賞。ほかの作品に『ハンナの記憶 I may forgive you』『木曜日は曲がりくねった先にある』『百年後、ぼくらはここにいないけど』(以上、講談社)、「NHK オトナヘノベル」シリーズ(共著、金の星社)などがある。

「2022年 『ぼくのちぃぱっぱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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