落語名人芸 「ネタ」 の裏側 秘蔵資料 三越落語会 十一名人の「感どころ」

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062184328

作品紹介・あらすじ

本書は、落語黄金期と言われた三越演芸会を彩った天才落語家12人の名人にスポットをあて、極めて貴重な名人直筆の「感どころ」(梗概)から、いかに名人達の至芸が演じられたのかを掘り起こします。
昭和30年~40年の落語全盛期においての不出の噺家たちが残したこの直筆の「感どころ」は、名人達の芸の裏側に隠された、噺の仕立ての記録資料として初めて紹介されることになります。
直筆の「感どころ」には、現名人が、先代の噺家が守り演じ続けた落語とは違った観点、自分流の笑いをとるための創意工夫された噺の筋が記されています。
落語は演じ手も聴き手もそれぞれの心の中に情景を思い思いに想像し、描き、イメージを創り上げる噺芸ですそのような裏事情がところどころに垣間見られ読み取れる資料による解説本。

著者プロフィール

立川志らく
落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、劇団主宰と多彩に活動中。TBS「グッとラック!」MC「ひるおび !」コメンテーターと、月曜から金曜まで朝の情報番組に出演中。寅さん博士、昭和歌謡曲博士の異名も持つ。1963年8月16日東京都生まれ。85年10月立川談志に入門、95年真打昇進。父はクラシックのギタリスト、母は長唄の師匠という家庭に育つ。特技はダーツ、けん玉、ブルースハープ。「第73回(平成30年度)文化庁芸術祭」 大衆芸能部門 優秀賞受賞、著書多数。96年より『キネマ旬報』に連載中の「立川志らくのシネマ徒然草」は異例のロングラン連載となっている。


「2019年 『立川志らくの「男はつらいよ」全49作 面白掛け合い見どころガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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