むくみをとるだけ! 3割細見え

著者 : 小林弘幸

• 講談社 (2013年11月8日発売)

作品紹介・あらすじ

◆つきないダイエットの悩み
　◎ダイエットがなかなか成功しない
　◎体重は若いころとあまり変わらないのに、デブに見える
　◎あと２～３kgが痩せられない
　◎すぐリバウンドしてしまう
　◎ラクして痩せたい
　◎そんなに食べていないのに痩せない！

ダイエットに悩んでいる人はたくさんいます。そのため、ダイエット本が毎月のように出版されては売れています。
これだけ情報があふれているのに、決定的なものがない、というのが今のダイエット市場の現状でしょう。

しかし、数あるダイエット本を読んでみて、とても重要な「あること」に触れられているのが少ないことに小林教授は気づきました。

◆診察5年待ちのカリスマ医師が診察を通して気づいたこと

小林教授は、診察5年待ちという便秘外来の診療で、多くの患者さんの悩みに触れてきました。便秘症状に伴う悩みとして多くよせられた意見として
　
　◎体重は変わらないのに、若い頃の洋服が着られない
　◎若いころより２～３キロは太ったけれど、それよりずっと太ったようにみえる
　◎あまり食べずに、運動もしているのにやせたように見えない

などがありました。
上記の理由は、便秘の人だけでなくダイエットを試みる多くの人たちと共通点があることに気づきました。
便秘がちな人は「むくみ」傾向にあり、いずれの患者さんも太ってはいないのに、ダイエットを意識していました。小林教授はその解決策の一つとして「むくみ」解消のための指導をしました。
すると、主要な症状である便秘が改善するだけでなく、80％以上の患者さんが、初めて診察したときよりも3割ほどすっきりと痩せたように見えたのです。

◆「むくみ」を徹底的にケアすれば、簡単３割見た目減！

そこで小林教授はダイエットには「運動」「食事制限」のほかに、「むくみ対策」を組み込んでこそ、見た目の結果が出ると確信しました。
本書では「むくみ」についてわかりやすく解説、そしてむくみを解消する方法を掲載しています。巻末には10秒でもOKのむくみ解消エクササイズ「ムクトレ」も紹介し、生活のさまざまなシーンにむくみ解消を取り入れらる内容となっています。

感想・レビュー・書評

[kabonojoさんの感想 · 2018年10月23日]

頭心腸のむくみ

[kanekoshiさんの感想 · 2016年12月22日]

具体的な方法が少なく、同じことを言い回しを変えて何度も繰り返してある感じだった。

でも確かに中の写真を見てみるとむくみを取るだけでかなり違って見える！

ヨーグルトをとる、水をこまめに飲む、夕食食べてすぐ寝ない、心もむくませない、というところは心がけていきたい。

心もむくむらしい！
交感神経や副交感神経が正しく働くのが大切なんだろう。
その対策として、深呼吸(吸う:吐くを1:2のバランスで行なう)、ポジティブでいる(お先にどうぞの気持ちを持つ、出社やアポ、約束の時間に10分余裕を持って行動する、ゆっくり話すなど)こと。

著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」