ヤンソンとムーミンのアトリエ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 107
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186063

作品紹介・あらすじ

ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン。ヘルシンキのアトリエで撮影を許された日本人カメラマンによる貴重な写真集。

感想・レビュー・書評

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  • ヤンソンの素顔。80年代ではトゥーリッキ・ピエティラとともに料理したり日本からの客人達との交流を楽しむ様子が写真や文章からうかがえる。90年代には海辺の小屋をたたみ小さなアトリエに佇む少し寂しげな姿が自身の小説の主人公に重なる。

  • やっぱりヤンソン女史は変わってる(^^;;
    ムーミンも実は曲者揃いだものね。
    とにかくこの日本人男性カメラマンを気に入っちゃったんだろうな(*^v^)
    シリーズ読破途中なので、コンプリートして機会があればまた読み返したいです。

  • ヘルシンキにあるt-ヴェ・ヤンソンの自宅を訪問した写真家・木之下氏の写真集。
    彫刻家の父親の作品とムーミンのフィギュアに囲まれたシンプルで北欧らしいアトリエ。そこでにこやかにほほ笑むトーヴェ・ヤンソン。素敵です。

  • 何年か前、映画「TOVE」を観た。
    芸術家として絵を描きながら、家族との確執や保守的な芸術界に心を痛め、同性愛が許されない時代に女性を愛し、その中で生まれた自由を求めることへの執着を痛烈に感じたことを覚えています。そんな葛藤の中から生まれたムーミンの世界。トーベヤンソンさんは自由を、生きている間中求め続けていたことを感じた。

    この写真たちを見ていて、あの映画がはっきりと蘇った。
    夏の間の島での自由な暮らし(映画では殆ど描かれない)、旅の心、お父さまの芸術に対する尊敬と愛情。そんなものが散りばめられて、少し嬉しくなった。

  • 久々の雨の日図書館。武蔵野プレイスにて。
    最近映画トーヴェを観たのもあって、自然に手に取ってしまった。
    写真家木之下さんがトーヴェさんのアトリエに撮影に行かれた際のエッセイ、なのか?
    とても穏やかで心からリラックスされたトーヴェさんの笑顔がとても素敵で、眺めているこちらも幸せな気分になれます。
    アトリエもお洒落。
    図書館みたいな家にますます住みたくなる病が治まりません。

    2023年5冊目。
    最近長い本が読めないんだけど、エッセイとかはするする入るな。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 木之下晃アーカイヴス|トーベ・ヤンソン
    http://www.kinoshita-akira.jp/jp/works/ToveJansson.html

    講談社のPR
    「ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン。ヘルシンキのアトリエで撮影を許された日本人カメラマンによる貴重な写真集。 」

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