- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062188791
感想・レビュー・書評
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新聞のお悩み投稿から、ドロドロ人間劇。点と点がつながって、あれよあれよと別の形を作り出す、連作短編で最後まで読むとスッキリ。
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登場人物が多すぎて頭が混乱しました。結局は人生相談なんて他人事なんだなと思いました。
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登場人物の関わりが複雑で一回読んだだけでは理解できず。
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途中から読めなくなり半分くらいで断念、返却。
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2020年5月14日
登場人物がすべて嫌い。
みんな下品。
設定は面白いと思うが、
伏線が多すぎて、人物が多すぎて
最後まで理解できなかった。
結局なんなの?
死体も1億円も実在するとわかったが、
エピローグの相談内容の意図がわからない。
私の頭が悪いからか。
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ちゃんと読めば面白いのだろうけど、私のように隙間時間にちょこちょこ読むにはハードルが高すぎた。
ちゃんとメモして、相関図や時系列をまとめれば、最後にストンと落ちるのだろうなぁ〜 -
大洋新聞に戦前から続く人気のコーナー「よろず相談室」。女子高生の切実な相談(居候が家に住みつき、出て行ってくれない)を皮切りに、次々と舞い込む多彩な“お悩み”。一見、何のつながりもない相談だが、実は…?
あらすじを読んで、これは絶対、登場人物が複雑に絡み合ってる系だ!とメモを取りながら読み始めました。
わー、やっぱり、メモ必要!
あの人がこうなって、この人がこうで、その人はこうなってるわ、もう誰がどうだか、メモを取ってて良かったー!となりますので、今から本書に挑まれる方には是非メモを片手にお読みになられることをお勧めします。
真梨幸子さんと言えば、イヤミス。だけど、今回はミステリーの謎もスッキリ解かれたので、爽快感たっぷりに思いました。面白かった! -
面白かった!一気読みで読了。
バラバラな人生相談が最後の話でぐっとまとまるのがすごい。
もちろんそれぞれを独立した短編として読んでも面白い。
真梨幸子さんは初めてだけど、もっと読みたい!という気持ちがフツフツと湧いてくるような、そんな本。
短編としては「隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです」が怖くて印象的だった。 -
奇抜で面白い発想で成り立っている。登場人物の関係図が込み入っている。相談の舞台となる新聞が読まれなくなった今となっては、微笑ましくも感じる。『居候している女性が出て行ってくれません』がじわじわと盛り上げて、ストンと落として秀逸だ。『セクハラに時効はありますか?』と『大金を拾いました。どうしたらいいでしょうか』はとってつけたようで面白くない。本書は作り込んだ力作だ。