読めば身につく! これが最後のワイン入門 (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 131
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191173

作品紹介・あらすじ

一説によれば、ワイン関連本の8割は入門書だというほどに、「ワイン入門書」の数は多い。
しかし、ごく一部の良書を除いて、中身は似たり寄ったり。
「ブドウ品種」「醸造法」「産地」「ラベルの読み方」などが、ぶつ切り状態で紹介されている。
どの本も、いろんなデータと表と地図が満載で、要するに「できの悪い教科書」の作りになっている。
そんな「ワイン入門」を見るたびに、ちゃんとした入門書をほしいと思ってきた。
教科書的でなく、テーマごとのぶつ切りでもなく、1冊の本として通読できて、ワインのことがよくわかったと納得できる、そんな本。
本書は、そういう長年の思いの中から生まれました。
「ステップ1」から「ステップ7」まで7つの章に分け、初級、中級、やや上級と、読み進むうちにワインについての様々な疑問が解けていく、そんな作りになっています。
想定読者は、まったくの初心者から、何度か「入門書」を読んだけど結局よくわからなかったという、中級クラスの「再入門者」まで。
この1冊で、ワインのことが本当にわかります!

感想・レビュー・書評

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  • 自分のようなテキトー記憶力と半端な知識欲では漫画の方が向いてる。逆にそうでない人には良い本だと思う

  • ナパはピノノアールだと思ってたが、カベルネなんですね。ワインについて網羅的に楽しみ方を教えてくれていて、とても良い。

  • ワインを買ってきたらすぐに開けたい。〜でもちょっと我慢して、一晩だけでも寝かせてください。ワインは生き物です。揺られたり、温度が変化すると疲れてしまう。香りが閉じたり、ザラザラした味わいになる。人間のように旅疲れをするのです。休ませれば、本来の力が出てきます。

    ま、マジで

  • ワインの概観を俯瞰できる面白い本

  • カバ (スペイン、スパークリングワイン)
    ・Codorniu
    ・ロジャー・グラート・ゴールド・ブルット
    ・フレシネ・コルドン・ネグロ
    ・Segura Viudas
    ←フレシネ、コドーニュ(二大メーカー)

    グラス
    ・シェフ&ソムリエ「オープンナップ プロ テイスティング32」

    味わい=甘み、酸味、渋み、苦味、ボリューム感、凝縮感

    赤ワインのブドウ種
    ・カベルネ・ソーヴィニヨン
    ・メルロ
    ・ピノ・ノワール
    ・サンジョヴェーゼ(イタリア)

    白ワインのブドウ種
    ・シャルドネ
    ・リースリング(ドイツ)
    ・ソーヴィニヨン・ブラン
    ・シュナン・ブラン

    チリ ワインメーカー
    ・コンチャ・イ・トロ
    ・エラスリス
    ・コノスル
    ・エミリアーナ
    ・カサ・ラポストール

  • おいしいワインへの道しるべ。

  • 小難しいワインをわかりやすく解説。毎晩、ナイトキャップしながら少しずつ読んだ。ここで読んだ内容ベースで、ワインを沢山飲んで試してみよう。

  • 知識をただ体系的に並べただけ入門書とかと比べると、文化的・歴史的背景を順序立てて説明してくれているので頭に残る情報が多かった。
    テイスティングシートとか、今後どうやって楽しみを増やしていくかの良い指標になりました。
    あと、美味しい飲み方とかは即戦力の情報。結局、読んですぐにワインセラー買ってしまった。

  • ワインって面白そうだなと思って読んだ本。
    さすがに後半の地域ごとの話は頭にあまり入ってこなかったが、前半の飲み方についてはとても参考になった。

  • 入門者です。これからワインを飲み始めようとする人にとって、丁寧に道筋をたてながら導いてくれる良書ではないか。随所に「コツ」のような記述もあり、例えばドイツのページでは、「食事とともに楽しめるのは、QbA...(略)でしょう」と実用的な具体例を挙げており、お店で迷うことも少なくなりそうである。
    ステップ3のテイスティングは読むだけではなんともイメージが難しいので、実際に色々試しながらチャレンジし、「自前の座標軸」を確立できるように頑張りたい。

    読み物としても十分に楽しめるのだが、「あれどこに書いてあったかな?」と入門者ならではの、読み返すときの情報の検索性に難があるので★4つ。数百円高くてもいいから索引をつけて欲しかった。

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著者プロフィール

1961年山口県生まれ。ワインジャーナリスト。読売新聞記者を経てフリーに。専門誌「ヴィノテーク」「ワイン王国」などに、食とワインに関する記事を執筆。洋楽雑誌にロック評論を展開するなど守備範囲は広い。アカデミー・デュ・ヴァン講師。シャンパーニュ騎士団オフィシエ・ドヌール。
著書に「読めば身につく! これが最後のワイン入門」(講談社)「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」(講談社+α新書)「おつまみワイン100本勝負」「おうち飲みワイン100本勝負」(朝日新書)など。

「2015年 『50語でわかる! 最初で最後のシャンパン入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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