私の命はあなたの命より軽い

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著者 : 近藤史恵
  • 講談社 (2014年11月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192057

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私の命はあなたの命より軽いの感想・レビュー・書評

  • 結婚して家を出ている姉が実家の事情を何も知らないというのが不思議な話なのだが、そういう設定でないとこの物語が成立しないもんね〜。
    父親がかなり幅をきかせている家庭のよう。妹からすると、それがとても窮屈だったのかも。
    娘の話をよく聞いて、その彼氏にも特別なこと(嫌がらせとしか思えない)をしなければ、ここまでこじれることはなかっただろうに。
    そんなバラバラ家族を姉がしっかり受け止めてくれたからこそ、だよな〜。
    家族であっても言うべきことは言ってちゃんと理解してもらわないと。

  • 2017.2.26 読了

    大阪の家を出て 就職し、結婚し
    東京で暮らしていた遼子。

    妊娠し、お腹がパンパンになってきた頃
    急に 旦那の海外赴任が決まる。
    任期は半年だけど、産むときにはいない。

    急遽 里帰り出産をすることになる。

    久々に戻った実家。
    久々に会う家族。

    だけど、なにか変。
    どこか 変。

    家族が ぎこちない(気がする)
    時々 空気がはりつめる。

    それが何なのか?
    だんだん 明らかになってゆく。。。


    なかなか 引き込まれて、
    早く知りたかったから
    ずっと読んで、すぐ 読み終わりました。
    面白かった!けど、
    最後のへんのくだり いるかなぁ??
    それに、そんな大事なこと ずっと
    言わないのも 無理があるような。。。

  • 出産間近い妊婦が主人公。
    臨月に入り夫が海外赴任する事となった彼女は実家に身を寄せる事になる。
    所が久々に会った家族はどこかよそよそしく彼女を歓迎していないムード。
    出産を控えて夫と離れて暮らす事になり心細い彼女はそんな家族の態度に淋しい思いをする。
    家族が新しく建てた家は彼女には思い出もなじみもなく、その思いに拍車をかける。
    しかも、家族はその建てて間もない家を売ると言う。
    経済的に困った風でもないのに・・・。
    一緒に暮らしていた時はなついていた高校生の妹もギスギスした雰囲気で、どうも家族のギクシャクした雰囲気はそこに原因があるらしい。
    さらに、妹の仲の良かった親友の少女が自殺したという事を知った彼女はその原因が妹にあるのでは?と推測するが-。

    以前読んだこの人の本でも感じたのと同じことを感じた。
    設定がちょっと説得性がないな・・・ということ。
    この話には自殺する若者が2人出てくる。
    その内の1人の自殺理由が「今時そんな事で自殺するかね?」というものでちょっとしらけた。
    あまり気にとめなくていい事ではあるけど・・・。
    言いたい事、結末がはっきりしていてその中にあるちょっとした設定がおざなりだな・・・という印象を私は受けた。
    ただ、ラストはちょっとひねってる。
    家族のおかしい態度の理由が知りたいというので読ませてくれる。
    文章もうまいし読みやすいのですぐ読めてしまう。

    人の命に重い、軽いはないにしても、そう感じてしまう事は世の中往々にある。
    タイトルがこの物語の内容をすべて物語っている、と感じる話だった。

  • 近藤さんの本、何冊か読んでいて、いい感じだったので
    本作はタイトルからして重いので、どうしようかと思ったけれど図書館で待って借りました。

    里帰り出産で大阪の実家に帰ってきた遼子。
    命の重さを比べる相手が中3で身ごもった妹・美和の子(父親に、堕ろされ、別れさせられ、彼氏は不幸なことに)
    (しかも、そんなに命の重さについて語ってない)

    臨月で旦那は海外赴任になり、急に実家の近くで産むために帰省
    心配事多発、そしてまた家に戻る、という
    周りもひどいが、妊婦自身無謀すぎて、ハラハラを通りこしてイライラしました。

    また出産後から一気に雑に話がまとまり、更に唐突に妹と旦那が…??
    妹は旦那さんのこと嫌ってなかった?なんでこんなことに?

  • 夫の突然に海外赴任のために、里帰り出産を決意した遼子。
    でも、久々に戻った両親と年の離れた妹が住む実家の様子が変! いったい、何があったの? 私は迷惑者なの?

    初めての出産というのはホントに心配なもので、でも、実際の日々は世話をする赤ちゃんがいるわけでもないので、実はかなり時間がある。だから、あれこれ考えるだけは考えてしまう。
    といった、もう30年も前のことを思い出しちゃいました。

    で・・・・

    途中までは遼子の不審=読者の不審で、なに? この家族は何を隠しているの? この家の秘密は? もしかしてオカルト系?とまで思い、それはそれでその不安感を楽しんだのですが、だんだんに真相がわかってくると


    思いっきりネタばれです。


    あまりに考えなしの登場人物たちについていけない!



    中学三年生の妹とセックスして、
    しかも避妊をしなかったらしい大学生の彼!

    妊娠がわかるとその彼の内定先に電話をかけて
    就職を取り消させた父!

    絶望して彼女の家の庭で首を吊った彼!

    そしてそれらを全く姉娘に内緒にしていた父と母!
    結果的にお腹の大きな姉を目の当たりにしなければいけない妹娘のことや、彼女から姉がどう思われるか、ということにも思い至らない??


    結婚して妊娠した姉の赤ちゃんと中学生の自分の赤ちゃんと命の重さに違いがあるの?と、人道的な方向に話を持っていく妹。

    そしてまた、その妹に自分の気持ちを揺り動かされる姉。

    全く、どいつもこいつも、と言いたくなるほどの
    大馬鹿野郎ばかりで、好きな作家さんだし、途中までは面白かっただけに、どこにこの鬱憤を持っていけばいいんだぁ~~!と、ここで鍋釜叩いて大騒ぎするじゅんです。

  • 久々に帰った実家の雰囲気におぼえる違和感。
    いったい、何があったのか。
    それとも、妊婦ゆえに神経質になりすぎなのか。

    遼子の夫克哉の存在感はちょっと薄いし、ちょっと
    分かってないところもあるけど、基本的に善人なのは
    安心できたかな。

    美和の身に起きたことは、あまりに悲しすぎる。
    誰も悪くないのにね。
    ちょっとだけ弱かったり、ちょっとだけ独りよがり
    だったりするのは、そんなに罪なことではないはず
    なのに。
    まだまだ親の庇護のもとにあっていいはずの少女に
    そんなことが起こるなんて悲しすぎる。

    あのラストは、ハッピーエンドに向かうことを願って
    やまない。

  • 図書館で借りた本。臨月の遼子は出産を大阪の実家近郊でして、しばらく実家で世話になる予定を立て里帰り。旦那はドバイに半年出張。結婚前は仲良し家族だったから楽しみでもあった帰省なのだが、帰省したら家族がよそよそしく何かが変だと感じる。実は…と言う話から始まり、家庭崩壊になった真実が分かり遼子は悪戦苦闘しながら解決に導く。だが最後は後味が悪い終わり方でう〜ん。

  • なんとも後味の悪い…。

  • (2017/8/14読了)
    星は3.7くらいかな。少しおまけ。
    主人公が妊婦ということで、気持ちご揺れ動くことはしょうがないこととしても、中だるみがかなり長くて、中盤を過ぎてからやっと面白くなってきて、気がつけば読み終えていた。
    妹の行動によって人生を狂わせてしまった同級生2人に関しては、あまりに説明が少なすぎて、取って付けのようにさえ感じてしまった。
    夫の変貌ぶりと妹の心情を気にしているラストは、後味が悪いし、下世話な感じになっちゃった気がする。命の重さだけで貫いて欲しかった。

    (内容)
    「どうして人の命の重さには違いがあるの?」東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。実家で何があった?明らかになっていく家族を襲った出来事とは―。『サクリファイス』の著者が「命の重さ」を描く渾身ミステリー!!

  • 男性読者「女の人って怖いですね」
    著者「怖いのは、女だけですか?」

    Twitterで見かけたこの言葉に惹かれて読んだが、本当に後味が悪い...。

    自死には強い強い呪いの力がある。その人の死に心当たりがあるだけで、呪われる。呪いをかけられた人も、また、誰かを呪わなければいけなくなる。

    でも東京から大阪に戻ったときの描写など自分では言語化できなかった感覚が活字になってるのはなんだか気持ちがよかった。

  • これが題名の意味だったのか・・・
    なんともやるせない展開。
    ラストはぞくっときたなー。

  • かの名曲「息子」
    が聴きたくなりました
    やっぱり…親なら…
    そうすると思います
    ああ もう 同罪ですよ もう

  • こっわ!とにかく、こっわ!!!笑

    嫁いでいった姉に対して隠してるあたり、めっちゃぞわぞわしたw
    オカルト的なことかなと思ったらそうじゃなかったw
    最後も怖いけどね・・・ってか旦那クズすぎん?笑

  • 命の重さ、違いと重み、理不尽さを考えさせらせた。だんだん謎が解けていく展開もよくできている。すごい気にいった作品だった。

  • 急遽、里帰り出産することに
    久々の実家はなにか違和感が…

    家族の中でのミステリー
    最後までぞわぞわ

  • 夫の突然の海外赴任で、臨月の遼子は里帰り出産をすることになった。
    久しぶりに帰った実家と家族に、何故か違和感を感じる。
    気のせいなのか。それとも…

    感じていた違和感の、家族の秘密が判明しても、何故それを遼子に隠す必要があったのかなと、別の違和感を感じてしまい、しっくり来ませんでした。
    遼子の出産を見届け、東京で大検を受けた美和。
    最後の展開を、私は、姉への復讐と見るのではなく、新たな火種と見ましたが、どちらにしても怖い。

    タイトルの私は、美和?遼子?
    それとも、やっぱり子供たち?

  • 結婚して実家を出て、久しぶりに里帰りすることになったら、家族の雰囲気が前と違う違和感を覚える。何があったのかと探り出す所までは夢中で読みましたが、姉の出産に自殺しそうな妹一人で立ち会わせて、妹が命の大切さに気付かされて立ち直る。何ともばたばたと畳んで片づけた感じ。
    そして新しい火種を結末に置くあたり、やはり妹は姉を許せない、仕返しかとにおわせる感じが救いがない。

  • 東京で初めての出産を控えた遼子。
    夫が、突如、ドバイへ赴任することになったため、大阪の実家に戻る。しかし、仲が良かったはずの両親、妹との間に妙な違和感を感じる。
    家族の謎がわかるまでが長かった。
    ラストはなかなか小気味よかった。
    (図書館)

  •  ホラーじゃないのに読んでいて怖かった。この家に何か禍々しいものでも住んでいるのかと。

     この方は少し毒のある話を時々お書きになるので、苦手な話もあるのですが、この作品は好きですね。

  • どうなんでしょうね。

  • ああ、いやだな

    これ思い出すのやだわ
    自分にも妹がいるんだけれど…
    最後にアレってなんかもうほんとやだ
    未消化、な感じで終わったな

    どうしたらいいの、その最後
    今度は誰が救ってあげて、今度は誰が主人公を守るの
    自分でやんなきゃなんないの?

    これ主人公が自殺でもしそーな最後、と思ったんだけれど
    タイトルはそこに行きつく訳?
    終盤にかけて一気に読んだけれど、何だかもやっと鬱々とした
    感情にさせられる最後で、どうにもこうにもやりきれないし
    何なら読まなければよかったとすら思う結末だったわ

  • 出産を間近に控えた遼子だったが、夫の海外転勤のため急遽里帰り出産することに。
    だが、引っ越して1年も経たない実家は何か居心地が悪い。両親と歳の離れた妹はどうもギクシャクしているし、この家を売ろうともしている。一体何故?

    真相が知りたくてどんどん読み進めた。確かにトンデモな真相だったが、いくら事情を知られたくないとはいえ家族の行動は不自然。家を出てすでに自分の家庭を持った遼子だけど、出産のためにこれから数ヶ月一緒に生活するんだから…ごまかせることとごまかせないことがあると思うんだが。最初から言っておけばいいのに。ちょっと読んでてイライラ。
    臨月間近の妊婦が動き回って、誰よりも気を遣わせて大変だったね。よく無事に産めたね。
    可愛がっていた娘がちょっと人並み外れたことをした時の男親の反応って、あんな感じになるのだろうか。子どもは自分の操り人形じゃないんだよ。
    母親はそういう対応はしなさそうと思うのは、母性とかの問題かな?

    最後は何であんな終わり方にしたんだろう。あとタイトルの意味がよくわからない。

  • 終わり方が不穏。

  • お父さんが娘を思う気持ちはわかるけど、やり過ぎだったね。彼が気の毒だ。でも避妊しなかったのは彼が悪いな。
    家族の仲がいいなら、姉にも話すんじゃないかなー?気を使わせたくない?でも除け者にされるのもいい気はしないよね。
    あと大阪が舞台なのになぜみな標準語なんだ?

  • 久しぶりにとても熱中した本だった。
    でも、なにも救い用のない内容。
    ラストがすごく怖かった。

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私の命はあなたの命より軽いの作品紹介

仲のよかった家族に一体何が。

ページを繰る度に覚える違和感。そして続く衝撃!

『サクリファイス』の著者が「命の重さ」を描く渾身ミステリー!!

東京で初めての出産をまぢかに控えた遼子。
夫の克哉が、突如、ドバイへ赴任することになったため、
遼子は大阪の実家に戻り、出産をすることに。
実家に帰ると、両親と妹・美和の間に、会話がないことに気がつく。
そして父は新築したばかりの自宅を売却しようとしていた。
実家で何があった? 
明らかになっていく家族を襲った出来事とは――。

「どうして人の命の重さには違いがあるの?」

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