- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062193887
作品紹介・あらすじ
さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。一人と一匹が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。心にしみるロードノベル。
感想・レビュー・書評
-
猫目線でつむがれる新しい物語。有川浩独特の世界観で猫の旅の様子が描かれています。
少し泣けるラストの展開もあり、あなたも旅したいと思うかも…!?(こん)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2人の旅はどこか明るい。うちのネコも尻尾は7です。
動物物はやめて頂きたい、のが本音です。 -
猫目線の本は初めて読んだので新鮮でした!
序盤は人間下見に見た描写があってちょっと憎たらしいと思った悟の飼い猫(その時は飼い猫ではなかったけど)のナナも読んでいくうちに本当に悟思いでとてもいい作品でした☺️ -
(2022/11/28読了)
久しぶりの有川さん。やっぱり優しいね。そして読みやすい。先が予測できて物足りない読者もいるだろうけど。私も星ひとつ足りないのはそこらへんかな。
猫ちゃんの声が聞こえたら、お話しすることができたら楽しいだろうなぁ。
主人公は聞こえてないのに意思疎通できる素晴らしくいい子。なのに、どんだけの不幸を背負わせるんだって感じ。涙必至。ラストを会社で読んで失敗した。
この本の外伝も収録されているという「みとりねこ」も一緒に借りたけど、返却期限が迫って読まずに返却。すぐに借り直して読む予定。
有川さん、2019年から "浩" から "ひろ" に改名した模様。 -
やっと読むことができた。
そして、やっぱりよかった!
ラストはずっと泣きながら読んだ。
旅を通して悟の境遇や人柄に触れ、ナナとの繫がりの深さも感じるうちに、この旅がずっと続けばいいのにと思った。
いや、二人の中ではもしかしたらずっと続いているのかも。 -
当たり✨
いゃあ、いまさらそんな名作捕まえて何言ってんの?という感じですが、私は別にネコ好きではなく、タイトルは知っていても見逃していました。
先に読んだ、アンマー・・が良かったのでなんとなく手に取りました。ネコの視点からも描かれる、ちょっと悲しい物語。まさに映像化したくなる作品かもしれません。え?映像化されてる?あ、そうでしたか。 -
猫好きさんは読みましょう!
昔、うちで飼ってた猫もこんな風に思っていてくれていたらいいなと思いながら読みました。人と動物も絆は築ける。そう信じたい本です。 -
読み進める毎に明らかになる主人公の過去と真相と猫視点から描かれる描写も面白かった。
どんどん先を読みたくなって止まらなくなった。
ずっとこのまま旅を続けて欲しい、物語が続いて欲しいと思ってしまう。
-
有川浩さんという作家さんは企画力のある作家さんだと思う(この表現であってるのか?w)
ある事情により猫を飼い続けることができなくなった悟は飼い猫のナナとともに引き取り先を探す旅にでかけるのだが
小中高の幼なじみの視点から語られるエピソードにより悟のキャラクターを知り、そこに猫の視点からの『現在』が重なることでより深みが与えられ読者はどんどん悟を好きになっていく
そして猫の視点からみることで判明するナナを手放す理由
最後は悟の過去と現在を通して知る人物を登場させて怒涛のラストへ
なんか計算されつくしたストーリーと感じました
で、しっかり感動しちゃいましたw -
サトルとナナの物語。こんな結末だなんて、読む前は、表紙からは、タイトルからは気付かなかったよ。大切な大切な存在。親子でも夫婦でも難しいのに。。。