天と地の方程式 1

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195669

感想・レビュー・書評

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  • 「くるすの丘に、来い」

    変な猿の夢を見たのち、アレイはクラスメートのQ とヨモツヒラサカのカクレガへと送り込まれる。

    二人は七人のカンナギを見つけて(あと四人)、カクレガに穴を穿てるか。

    悪神と神を悪玉菌と善玉菌、自分たちをマクロファージに例えているのが愉快。
    “エンコーダー”からこの物語が生まれたんだったりして…。

  • 面白い

    特にカクレドからの脱出場面はスピードがあってグイグイ読み進めてしまう

    最初単調に思っても、ぜひ最初のカクレド「3 回廊」まで読んでほしい

  • おお。おもしろい。新設の学校、異界、神話、スーパー能力。子どもたちが好きそうな要素が盛りだくさん。続きが気になる。

  • YAブックガイドから。超絶能力者vs悪しきものin日本、って感じのファンタジー。謎解き要素が数学の問題だから、好きな人は好きなのかも。物語も面白いけど、どうしても本作じゃなきゃって孤高性は、今のところあんまないかな。

  • 面白かった!
    古事記と数学が絡んでいるのがとても新鮮で良かったです。登場人物も個性的でわくわくしました。
    まだ序章という感じなので、この先が楽しみです。

  • 話にスピード感があって、1巻から3巻まで一気に読んだ。
    一つ一つ謎が、テンポよく解き明かされていくので、読んでいて楽しかった。頭の中で、丁度上手く映像化されていくテンポなんだと思う。
    それぞれのピースが、最後に繋がっていく様子も面白かった。数学の問題でピタッと答えが出て、頭がスッキリする感じに似ている。
    物語に出てくる古事記、世界の遺跡、数学の魔法陣などについても、いろいろ調べ知識を広げてみたくなった。

  • とても読みやすくて、少し読んだだけでも続きが気になる本です。3巻までしかありませんが、とてもおもしろいので、ぜひ読んでみてください。

  • おもしろいな~。中学生向けになっていたけど小学生の子も読んでいた。主人公と友人が特殊能力を持つのだが、それが選ばれし者という設定で異世界のようなところで知能やそれぞれの能力を武器に戦うという、子ども心をくすぐる設定。

    謎解きというか、ミステリー設定もありながら、主人公は古典にも詳しいというシブイ一面も。ニュータウンにある新しい学校、というのがいかにも何か起こりそうで、「集められし感」がうまく漂っていてワクワクする。

    数学とか古典とかの知識が難解なもの→使えたらカッコいいもの、に昇華されているのがすごいが、如何せん大人になってからもそこらへんの難しそうなところは流し読みしつつストーリーだけ追ってしまう。ゲーム感のある感じ、男の子向け。

  • 現代と神話と異空間がセットになっててお話が進んでいくのが面白かったです。神様が菌って発想が面白いし、なるほど!と思ってしまいました。どんなカンナギが出てくるのか楽しみです。

  • いくつになっても「人とは違う特別な力」は胸を高鳴らせます。
    久しぶりに古事記を軸とした日本のファンタジーを楽しみました。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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