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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062197854
感想・レビュー・書評
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ただただ暗くて悲しい女性たちの短編集。
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図書館
どの話も今どこかで起きているような感じがして、それが余計に重苦しい読後感を与えられる本だった。
特に最後の虐待ともいえる程、母親の監視下におかれた女の子とか....
物語の構成として気に入ったのは、年老いた男と、その息子、孫とも関係をもっている女性が、旅先で出会った女学生を旅館に連れ込む話と、一時の束の間、暴力団の女となるけれど、その男の突然の死で(男が女を逃がすシーンがかなりよかった)また元の地味な生活に戻る女性の話が印象に残った。 -
印象的なタイトル。非日常的な日常を送る主人公たちのお話。どれもぞくっとした。日常と狂気の境目のようなお話ばかり。
ただ、虐待のお話は、リアルにそれくらいのこどもを持つ身として、子どもの描写に少し違和感。あんな未就園児いないような…。