だれもが知ってる小さな国

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197977

感想・レビュー・書評

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  • コロボックルの本は我が家にありました。
    出掛ける度に本を買ってくれた両親が、三つ上の姉に買ってくれたものです。
    当時の私にはまだ少し難しく感じ、姉にの本棚に並ぶ1冊の本のままでした。
    今回、大きな大人となって初めて読んで、我が子よりずっと小さいヒメヒコの純心さに心が洗われました。
    ありがとうございました。

  • 子どもの頃大好きだった「誰も知らない小さな国」の表紙絵が目に飛び込んできて、何これ?となりましたが、有川浩さんがコロボックル物語の続きを書いた作品でした。有川さんはコロポックルの大ファンだったそうです。
    挿絵が村上勉さんなのも嬉しい。

    思い入れがある作品なので、もし面白くなかったら許さないぞという、へんなファン心理が働き、ハラハラしながら読み進めました。が、おもしろかったです。

    そして改めて佐藤さとるさんのコロポックル物語を読みたくなった。

  • 元のネタを知らなかったので不思議な話だった
    子供でも楽しめそうな話だと思った。はちみつがすきなのでこんなに手間暇かけて作ってるんだと思うと感謝の気持ちが増しました

  • 何をみて読み始めたかわからないけど、すべての人にやさしくなれそうな一冊。コロボックルのファンタジーな話かと思いきや結局はいい人達の話でほっこりさせられる。

  • 佐藤さとるさんのコロボックルは読んでなくて、どうかなって思ったけど、これだけで充分楽しめました。途中、ちょっと意地悪な人も出てくるけど、最後には一件落着みんないい人に。有川さんらしく、あたたかく優しい雰囲気に包まれた作品でした。どこかにコロボックルいるかなぁ…いつか現れてくれたらいいなぁ…

  • 読んだ人を幸せな気持ちにできる本。
    ほんわかしました。

  • コロボックルとハチミツ屋の家族の話。最後の種明かしまで一気に読み進めた。

  • コロボックルのいる優しい世界。暮らしが丁寧に書かれていて、すごく居心地の良い世界です。

  • 2作目の引継ぎ用物語。ここまでは儀礼的通過。次作以降からが期待できるかも。ただオマージュとしてもかなり番宣色強くて若干いたたまれない感あり。まあ、前作が埋もれないようにしていく努力は強く賛同するので、やり過ぎぐらいがいいんだけど。私を含め前シリーズを宝物にしている人たちや、読書との出会いがこの本だったというような思い入れのある人たちでも読んで安心できるように仕上げてるのはさすが。

  • 「だれも知らない小さな国」の世界観を引き継いだ、ファンタジー。
    長く愛された作品を引き継いで、次世代に繋げていくというのはとんでもなく難しい事のような気がする。その中でもちゃんと自分の作風を織り交ぜて、一つの作品に仕上げているのは、流石というほかない。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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